イギリス旅行
2024年5月26日(日)HISのツアー「決定版!イギリス大周遊9日間」で初のイギリスに出発する。久々の海外旅行は新鮮で楽しいものだった。ただしキャッチトークの「安心の頼れる添乗員同行の旅」は、疑問符が付く。
イギリス旅行 道中記
クイーン・メアリー・ローズガーデン
  大英博物館界隈
ロンドン車窓
ピカデリーサーカス
ストラトフォード・アポン・エイヴォン
ポントカサステ水路橋
チェスター
保存鉄道・ウェルシュ・ハイランド鉄道
コンウエイ城
ウィダミア湖クルーズ
グラスミア
リヴァプール
リヴァプール・マシューストリート
バーミンガム・ニューストリート駅
お伽噺の世界・バイブリー
ハリー・ポッターの聖地・レイコック
ストーンヘンジ
安心の頼れる添乗員同行の旅
●ヨーロッパSIM
アマゾンでヨーロッパSIMを購入する。30日間 / 10GB / 通話無料 が1880円(税込)で、フリーSIM機種 o r SIMロック解除された機種で使用できる。位置情報をONにする必要がある。デザリングはできない。
ヨーロッパSIMパッケージ
乗り継ぎのアブダビ空港は利用可能地域なので設定を行う。通信はほとんど自動で設定されるが、通話の設定が出来ずイギリスに持ち越す。通信は問題なく、アブダビ空港 / イギリスの訪問地 で使用できた。
無料通話は
Wi-fiを利用するもので、設定に進むと別料金が発生する旨の表示が出る。別料金が発生する場合が多い様で諦める。緊急事態の時に設定か…。
1台のスマホでSIMの切り替えもできるが、誤作動を考えて2台持参している。
イギリスではヤフーの検索は非対応だったが、ヤフーメールは使うことができた。
ほとんどのホテルは簡単にWi-fiが設定できる。日程6日目のホテルはセキュリティ警告が表示された。日程7日目のホテルは会員になることが条件だった。
●往路

成田空港17:30-(エティハド航空)-00:05アブダビ空港 / アブダビ空港-(エティハド航空)-08:45ロンドン・ヒースロー空港 であった。成田空港→アブダビ空港は約11時間35分 /  / アブダビ空港→ロンドン・ヒースロー空港は約7時間40分 である。時差により、時計と飛行時間は合わない。
直行便が良いか、乗り継ぎが良いかは意見が分かれるところ。運動ができること、トイレをゆっくり使えることなどから乗り継ぎで良かったと思っている。
アブダビ空港では、ターバンを巻いた真っ白な衣装に立派な髭の方を見かけて興奮している。

エティハド航空は、アラブ首長国連邦(UAE)国営の航空会社である。大型機にも関わらず、成田空港→アブダビ空港 / アブダビ空港→ロンドン・ヒースロー空港 / ロンドン・ヒースロー空港→アブダビ空港 は満席であった。アブダビ空港→成田空港は若干空席があった。エティハド航空は、燃料サーチャジがない。

エティハド航空の機内食は、イギリスでの食事より旨かった。1フライトで2食、計8食となる。軽食が別に2回あった。ただし添えられたパンは味気なく、バターやジャムを塗りたくる。
●宿泊ホテル
事前に解っていたことであるが、ホテルのアメニティは日本と比べると貧弱である。歯ブラシ / 歯磨き / シェーバー などはない。スリッパもないが、日本のホテルと比べれば部屋は広い。ほとんどのホテルはシャワーのみである。トイレは暖房便座ではなく、ウォシュレットも付いていない。初めて泊まったウェンブリー・インターナショナルは、珍しくバスタブのある浴室だった。また500円玉を厚くした様な石鹸が2ヶと貧弱であったが、チューブ入りのジェルがあり全行程で使用できた。
成田空港に着いてトイレを利用された女性は、「気持ち良かった」と叫んでいた。
●イギリスと紅茶
 
イギリス人1人当たりの年間紅茶消費量は約2.6kg、日本人の25倍にもなるとのこと。各ホテルの部屋には、複数のティーバックが置かれていた。
昼食のケーキランチのとき / ホテルで飲んだとき、限りなくコーヒーに近い紅茶があった。

しかし郊外に行っても何処にも茶畑はない。スリランカ(セイロン)から輸入して、イギリスでブレンドしているに過ぎない。ホテルの部屋に置かれている種類の異なるティーバックを持ち帰るが、どこにもメイド・イン・イングランドの文字はない。
イギリス人の紅茶好きは、戦争映画でも出てくる。ティータイムになると砲撃を中止したり、戦車には給湯設備が付いていると云う。イギリス人が紅茶を楽しむ習慣がなかったら、欧州での戦争は半年早まったとされる。

●イギリスあれこれ

■イギリスのケーキの甘さは半端ではない。またとても硬くて諦めたケーキもあった。
■観光地では20km / 30km の標識が多く、安心感してすれ違える。
車はクラクションをほとんど鳴らさない。クラクションを鳴らすのは下品とされる。
自転車レーンが設けられているところは、ポールで区分され駐車ができない様になっていた。日本では自転車レーンに駐車して車をよく見かける。省エネのため、自転車利用が奨励されているとのこと。
■イギリスは1日が長かった。朝4時半頃から明るくなり始め、21時頃まで暗くならない。
■町並みを撮影していると、電信柱がないため撮影し易いことに気付く。郊外に行っても電信柱はない。
■日本ではゴミ箱の撤去が進んでいるが、郊外でもゴミ箱は多い。
■イギリスの公衆トイレはゴミ箱に比べると数は少なく、有料も多い。無人でコインを入れるタイプは、該当するコインがないと使えない。
寒いとき夏用雨具を羽織っていたが、トイレとして使えることが解った。人気のないベンチに座り雨具をひざ下まで広げる。チャック付きビニール袋や百均で売っている簡易トイレで用を足しても気づかれない。もちろん実践はしていない。
■日本の様なデザインされたマンホールが見当たらなかった。道路脇に四角い蓋は存在する。見つけた丸い蓋のマンホールは、味気ないつまらない物だった。

●帰路
早朝、ダブルツリー・バイ・ヒルトン・ロンドン・ドッグランスからツアーバスでロンドン・ヒースロー空港に向かう。
運転手さんの好意で、映画・007でお馴染みのジェームズ・ボンドが所属したMⅠ6(英国秘密情報部)の建物を左手に見ることができた。ただし右側の座席だったため、撮影はできなかった。
ロンドン・ヒースロー空港
ロンドン・ヒースロー空港はテロ対策のため、出発ゲート案内が遅い。掲示板の時刻は06:21、搭乗する09:30発NZ4292便の出発ゲート案内は08:40 になっている。
掲示板(拡大)
ロンドン・ヒースロー空港09:30-(エティハド航空)-19:25アブダビ空港、アブダビ空港21:55-(エティハド航空)-13:00成田空港に乗り継ぐ。
ロンドン・ヒースロー空港→アブダビ空港は約8時間55分 / アブダビ空港→成田空港は約10時間05分 である。時差により、時計と飛行時間は合わない。

ロンドン・ヒースロー空港→アブダビ空港の座席は通路側のC席であった。AB席のイタリア人らしきカップル、飲んでは仲良くやたらにトイレに行く。シートベルト着用サインが出ていてもおかまいなし。初回は通路に出るが、前後から配膳車が来て立ち往生。

●アブダビ空港
アブダビ空港乗り継ぎのとき、荷物検査で並ぶ。並んだレーンに引っ掛かかった方がおり、時間が掛かる。各搭乗ゲートに分かれる広場に行くと、添乗員さんはおらず置いて行かれる。参参加者は11名、簡単に人数確認はできる筈であるが…。
HISの旅行行程小冊子(抜粋)
エティハド航空搭乗券(抜粋)
HISの旅行行程小冊子には「アブダビ空港21:55 EY878便」 / ロンドン・ヒースロー空港で発券された搭乗券には「GATE B13 BOARD TIME 21:00」が記載されていたので、掲示板で確認してゲートに行く。掲示板は設置場所も多く。見易かった。
本来はここにアブダビ空港の掲示板の画像が欲しいところであるが、流石に動揺して見るだけに終わっている。
●エティハド航空
成田空港が近づくと、座席モニターで位置を確認する。離陸した空港 / 着陸する空港 / 航空機の位置 など、着陸するまで見てて楽しい。