ストラトフォード・アポン・エイヴォン

ホーリー・トリニティ教会

ホーリー・トリニティ教会

ストラトフォード・アポン・エイヴォンは、イングランド中部のウォリックシャーにある。エイヴォン川に面しており、文豪ウィリアム・シェイクスピアの故郷として知られている。
ホーリー・トリニティ教会は1564年に生まれたウィリアム・シェイクスピアが洗礼を受けた教会で、墓所もここにある。
16世紀のハーフティンバー様式の家

父ジョン・シェイクスピアはスニッターフィールド出身の成功した皮手袋商人で、町長に選ばれたこともある市会議員であった。母メアリー・アーデンはジェントルマンの娘であり、非常に裕福な家庭環境であった。2人は1557年頃に結婚、ヘンリー・ストリートに居を構えた。
現在の生家は復元された家であるが、街中で同じ16世紀のハーフティンバー様式の家を見つける。復元された生家と煙突の位置が少し異なる程度で良く似ている。

グラマースクール
グラマースクール
ギルドホールグラマースクール案内板

シェイクスピアが少年の頃に勉強したグラマースクール。ウィリアム・シェークスピアが勉強した教室で椅子に座り浸ることができる。現在も学校として使用されている。

ところどころに、シェークスピア劇に登場する人物の像が置かれている。
小雨にけぶる町並み
ストラトフォード・アポン・エイヴォンはアングロサクソンが起源で、800年以上に及ぶ歴史がある。中世には商業都市だった。
ストラトフォード」の地名は、ストリートの古英語「ストラト」と河を渡る道「フォード」の組み合わせである。イギリスには「ストラトフォード」が多くあり、「ストラトフォード・アポン・エイヴォン」の地名は「エイボン川のほとりのストラトフォード」ということである。
ストラトフォード・アポン・エイヴォンでは、構造面からハーフ・ティンバー / 色の対比からブラック・アンド・ホワイト と呼ばれる木造建築物が多い。表面を覆ってしまったこともあったが、伝統的な木造軸組を露出して美しさを甦らる動きになっている。
散策していると、撮影枚数はどんどん増える。