リヴァプール
マージー川
リヴァプールはイギリス・イングランドの北西部、マージーサイド州の中心都市である。アイリッシュ海に面し、マージー川の河口に位置する。18世紀の産業革命の時代に国際貿易港として発展、イギリスの主要な港湾都市であった。現在はビートルズの出身地など、観光都市として知られている。
2004年に世界遺産登録されたが、2021年登録を抹消された。経済の発展を優先したため、古い建物は取壊されたものもある。
リヴァプールの語源を調べると、英語つづりは、「Riverpool」ではなく「Liverpool」であった。「川」+「水溜り」ではなかった。「Liver」は「半固体状になった」という意味の「Lifrig 」から来ている。または「淀んだ水の」という意味のノルウェイ語「Lifra」から来ているとも云われている。リヴァプールの語源は、「川を埋めたてた後の水溜り」となる。
アルバート・ドック内部
アルバート・ドック内部
アルバート・ドックは1846年に世界初の完全耐火倉庫として竣工した施設で、鋳鉄 / レンガ / 石 を使って建てられた。四角のドックをレンガ作りの建物が取り囲んでいる。リヴァプールの発展に大きく貢献した歴史的価値の高い建物である。現在は博物館美術館商店レストランなどが入る人気のスポットになっている。広いドックは小型船舶が係留されている。
小規模なドック跡
対岸からの小規模なドック跡 / 背後はアルバート・ドック
小規模なドック跡が少なくとも2ヶ所あった。船舶の建造や修理などを行うための設備跡と思われる。
古いバスを利用した食事処近くに、新しい2階建バスが停まる。左方向に見える観覧車は観覧車は、2008年竣工で高さは約60m。
ブラシが付いているので道路清掃車らしいが、かなり古そうな感じがする。ナンバープレートが付いているが、現役ではなさそうである。。
水路沿いのいたるところに浮き輪が置かれている。遊泳禁止の案内板がところどころにある。
カモメかウミネコか解らず、帰国後に調べたところカモメ。