安心の頼れる添乗員同行の旅
2024年5月26日(日)HISのツアー「決定版!イギリス大周遊9日間」で、初のイギリスに出発する。ただしキャッチトークの「安心の頼れる添乗員同行の旅」は、疑問符が付く。
参加者は11名、添乗員さんは日本人女性です。

■宿泊ホテルのモーニングコール

ホテルに到着すると、部屋の鍵と モーニングコール時間 / 朝食時間 / 明日の出初時間が書かれたメモ を渡される。
9日間であるが往復の機内泊があり、ホテルは6泊。

●1泊目…ロンドン:ウェンブリー・インターナショナル

ホテルの部屋内を歩くたびに床が鳴る。添乗員さん曰く「床が木でできているから鳴ります」とのこと。
モーニングコールが鳴らない。添乗員さんに出発集合時に伝えると、「電話の線が繋がっているか、電源が入っているか、確認してください」とのこと。イギリスでは宿泊客のお仕事? 他の部屋も鳴っていなかった。

●2日目…チェスター:ブック・モリントン・バナスター

引き続き、モーニングコールが鳴らない。と言うより。部屋に電話がなかった。ここまでくると漫画。
添乗員さんがモーニングコールしていた様で、2回電話したが話し中だったとのこと。電話がない部屋は他にもあった。

●3・4泊目…チョーリー:ラマダチョーリーサウス

ホテルの近くにPAがあり、商業施設がある。車の往来が多く危険で注意してくださいと言う。観光地では20kmや30km制限の標識が多く安全だが、通常はかなりのスピードを出している。行ってみたが、車の往来が多く引き返す。案内しないで欲しい。
連泊したホテルであるが、両日ともモーニングコールが鳴らない。システム改修中とのことであるが、出発集合時の連絡では困る。
また添乗員さんから「使用したタオル類はまとめて床に」と指示、帰ってきたらそのまま。シャワーは2日間とも、お湯が出たり水が出たりの繰り返しで鍛錬される。

●5日目…バーミンガム:ホリディ・イン バーミンガム エアポート

モーニングコールが鳴らない。ここまで続くと、皆さん諦め。理由を聞く気にもならない。
いままでホテルの
Wi-fiは簡単に設定できたが、スマホにセキュリティ警告が表示される。 添乗員さんは問題はないと言うが………。

●6日目…ロンドン:ダブルツリー・バイ・ヒルトン・ロンドン・ドッグランス

宿泊したホテルで一番良かったホテル。
今まで鳴らなかったモーニングコール、最終のホテルで鳴る。鬱憤を晴らすためか、3:18と3:21と2回鳴る。自動と思って受話器を持ち上げてすぐ置いて切ったが、添乗員さんが電話を掛けていた様子。
このホテルの
Wi-fiを使用するためには、ホテルの会員になる必要がある。海外に個人情報を漏らす必要はない。また何処かに小さく会員会費があるかも知れない。ヨーロッパSIM 10GBがあるので、敢えて必要としていない。

■添乗員さんは梯子を外すのが旨い

●行くところの近くに別の観光地があると、延々とその解説が始まる。そしてほとんどの場合、時間がないので行けませんと言う。

●最終日に泊まったダブルツリー・バイ・ヒルトン・ロンドン・ドッグランスの対岸に商業施設があり、その情報が延々と続く。ホテルのカードキーを提示すると、船は無料で往復できる。明朝は帰国のため、キャリーケースに入れられる最後の買い物になる。夕暮れ時の船着き場は危険かなと、あれこれ考える。皆さんの気分が高まったところで、船の時間は解らないし時間的に無理と言う。
●ウィダミア湖を渡るレイククルーズ埠頭に、保存鉄道・レイクサイド&ハバースウェイト鉄道のレイクサイド駅がある。1850年代のイギリス産業革命時代に、鉱山から石炭を運び出すために整備されたファーネス鉄道が始まり。
蒸気機関車が来ますと、鉄道大好き人間に期待させる。レールを見ると標準軌である。大型の機関車 / ホーム長さはさほどないので短編成 かと想像する。船が出るまで1時間あったが来なかった。時刻表を見ないで案内している。
●ビートルズ訪日のときは中学3年生だった。リヴァプールに行く前日は、スマホに収録されている60曲を聞いて気分が高まる。アルバート・ドックに近いところにバスが停まる。ここから川沿いに進むと、イエローサブマリン(オブジェ)があると添乗員さんは言う。行けども行けども見当たらない。案内地図が3ヶ所にあったが、記載されていない。やがて土砂が堆積したマージー川に突き当たり、諦める。
ホテルでWEB検索すると、マージー川に突き当たってから左方向に行くとあったらしい。
■添乗員さんは、危機管理意識が欠如している!
●ウィダミア湖クルーズ救命胴衣
乗船前に、救命胴衣の場所を添乗員さんに聞く。椅子の下にあると言われる。陣取った2階席の前部の席にであるが、何処にもなかった。下船するボウネスが近くなった頃、寒くなって1階のデッキに降りる。ここにも救命胴衣らしき物はなかった。
水温が低い湖で沈没した場合、救命衣胴の有無は生死に関わることである。救命衣胴を着用していれば全身が沈まず、救助まで持ち応えることができる。
●アブダビ空港
帰路はロンドン・ヒースロー空港09:30-(エティハド航空)-19:25アブダビ空港、アブダビ空港21:55-(エティハド航空)-13:00成田空港に乗り継ぐ。
アブダビ空港乗り継ぎのとき、荷物検査で並ぶ。並んだレーンに引っ掛かかった方がおり、時間が掛かる。各搭乗ゲートに分かれる広場に行くと、添乗員さんはおらず置いて行かれる。
参加者は11名、目視で簡単に確認できる筈である・
HISの旅行行程小冊子には「アブダビ空港21:55 EY878便」 / ロンドン・ヒースロー空港で発券された搭乗券には「GATE B13 BOARD TIME 21:00」が記載されていたので、掲示板で確認してゲートに行く。掲示板は設置場所も多く。見易かった。
■添乗員さんはS?
●ポンテカサステ水道橋のことで、事前に手摺りのない石段が続くか確認をしている。眼が悪いためで、場合によっては、バス内の待機を伝えている。
多少段差はあるものの、雰囲気が良く満足する。添乗員さんに石段を下ると全体が収まるところがあると言われる。手摺りのない石段で、行けないことが解かっている筈なのに無神経! 添乗員さんは、他人の苦痛を見て興奮を覚える性質の様である。 

●火山の爆発でヒースロー空港閉鎖されたときの話であるが、延々と2回も聞かされる。帰国後に調べてみると、2010年5月にアイスランドの火山活動が活発化したときの話。9日間の延長滞在を余儀なくされたと言っていたが、WEB情報ではそんなに長くない。このときの話を参加者は大変だったと言いながら、笑いながら言葉に酔って嬉しそうにしゃべる。災難に会われた方が聞いたら、驚かれると思う。

■添乗員さんあれこれ
●成田空港HISカウンター
集合時間は14:30であるが、成田空港駅に12:17に着く。第一ターミナル4F 北ウイングにあるHISカウンターに集合時間前に行く。既に4人の方がが説明を受けていたが、やたらに長い。聞き耳を立てると、雑談が多い。続いて3人で出国手続きの説明を受ける。
音声ガイド機器を渡されるが、次いで出てきた言葉は「なくしたら5500円」と言われる。手提げかばんは多数の収納部があるが、位置は決まっている。余分な物が入り込むと、なくす可能性が高い。辞退するが無理やり渡され、帰路のアブダビ空港まで運ばされる。現地で気になったことは、WEB検索することで十分足りると思っている。
●移動中のバスで説明をしているとき、次の言葉がでてこなかったことが数回あった。黙ってしまい、別の話に飛ぶ。
●観光地で信号機のある横断歩道を渡るとき、タイミングで引っ掛かることがある。添乗員さんは待つことなく前進する。赤信号を無理に渡ると、危ないから気を付けてくださいと言う。だったら待ってて欲しい。
●ヨーロッパSIM
アマゾンで購入したヨーロッパSIMは、30日間 / 10GB / 通話無料 が1880円(税込)であった。 無料通話はWi-fiを利用するもので、設定に進むと別料金が発生する旨の表示が出た。別料金が発生する場合が多い様で諦める。通話ができない旨を添乗員さんに伝えると「普通に使えます」とのこと。何を根拠に言っているのか解らない。
●保存鉄道・ウェルシュ・ハイランド鉄道
添乗員さんの説明は、蒸気機関車になったり電車になったりする。蒸気機関車索引の列車に乗車してからも、蒸気機関車になったり電車になったりする。
下車するときは、係の方がドアを開閉する。添乗員さんはドアが開かないと、じたばた。 リード・ジー駅では給水があり、長時間停車していた。じたばたする必要はなかったが、我々と同じく初めて乗車?