大英博物館界隈 |
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入館のため並ぶ大英博物館裏口 |
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大英博物館は、ロンドンのブルームズベリー地区にある国立博物館。現在の建物は1823年に、前面をギリシャの神殿の柱を模して建てられた。大英帝国時代に収集された約800万点の常設コレクションがある。
大英帝国時代に植民地から略奪したものが多い。イギリス国内でも「泥棒博物館」や「強盗博物館」などと揶揄する人は少なくない。 返還要求により国際的な論争となり、しばしば収蔵品の返還運動も起きている。
エジプトのミイラが、世界中の博物館に展示されている。死体を展示していることに、疑問を投げかける声も上がっている。ミイラの収集や展示は、死者に対する冒涜と思う。 |
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ツアーバスは大英博物館裏口に近いところに停まる。30分並んで30分見学とのこと。大英博物館裏口には長い行列が出来ていた。さらに折り返して、仮設小屋でセキュリティチェックが行われている。 |
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並ぶことなく、大英博物館界隈を散策する。郵便ポストと公衆電話に、イギリスで初めて出会う。 |
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ヨーロッパでは、18世紀に入り郵便事業は国家で経営する様になった。しかし受取人払い制で、料金が高く郵便料金を払えない人もいた。利用しにくいものだったため、1840年イギリスでローランド・ヒル(1795年〜1879年)による近代郵便制度が誕生した。それまでの便箋の枚数と距離制による料金を、全国均一の重量制として差出人支払いとした。ここに初めて郵便切手が誕生、ポストも設置される様になった。もちろん世界で最初に郵便ポストが設置されたのはイギリスである。郵便ポストの色は当初は緑色だった。郊外では周囲の緑に埋もれてしまうため、1874年に目立つ様に赤色に変えて現在に至っている。 |
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イギリスの赤い公衆電話ボックスは、最初にデザインされてから2024年で100周年を迎えた。 |
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大英博物館界隈はナチス・ドイツによるロンドン空襲を受けなかった地区で、同じ様な造りの建物が多い。屋根にある衝立ての様なものは、煙突? 排気のための設備?
帰国後に調べても解らなかった。 |
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