天空の街・オルビエート |
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ツアーバスからのオルビエート |
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イタリア中部のウンブリア州テルニ県にあるオルビエートは、凝灰岩の丘の上に築かれた天空の街で「世界一美しい丘の上の街」と云われている。古代ローマ以前の紀元前9世紀頃、先住民族エトルリア人によって築かれた。難攻不落の街が食料の保存と水の確保をするため、住人たちが掘り続けたのが地下洞窟だった。紀元前280年頃、ローマ人に攻め落とされた。 |
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オルビエートの中心街(旧市街)に行くには、オルビエート駅前にあるフニコラーレの駅からケーブルカーに乗る。ケーブルカーの路線長580m / 比高差157m
を約3分で結ぶ。終点のカーエン広場の駅近くの中世の城壁からは、麓の街と田園風景が望まれる。 |
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カーエン広場からさらにバスに乗り換える。街の中心部へ向かうと、中世の建物が立ち並ぶ。 |
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中世に入ると、歴代のローマ教皇たちが侵略や権力闘争からオルビエートに逃れて来た。ローマ教皇が建てた建築物も多い。大聖堂はかつて教会が建っていた跡に、1290年に建設が始められ1600年に完成した。イタリアで最も美しい大聖堂と云われている。 |
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モーロの塔 |
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大聖堂からドゥオーモ通りを散策すると、すぐにオルビエートの町で最も高い建物であるモーロの塔が見えてくる。高さ47mの塔は街の見張り塔として、1200年代後半に建てられた。
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