ミラノ・スォルツェスコ城
1358年〜1370年頃、ミラノの名族・ヴィスコンティ家の僭主・ガレアッツォ2世・ヴィスコンティによって築城された。子孫によって拡張されたが、1447年にミラノで発足した黄金のアンブロジアーナ共和国によって破壊された。
1450年にミラノ公爵のフランチェスコ・スフォルツァが改築して城塞とした。16世紀から17世紀にかけて改装・増築され、ヨーロッパでも有数の規模の城塞となった。
1796年この地を征服したナポレオン1世によって一部の施設が破壊されたが、1891年から1905年にかけて、建築家ルカ・ベルトラーミらによって修復された。
もともとは星型の形状の広大な城郭であったが、現存しているのは1/4以下になっている。残りの敷地は公園や道路となっている。
スフォルツェスコ城の内部は市立博物館(スフォルツェスコ城博物館)となっている。
スフォルツェスコ城正面
スフォルツェスコ城の正面からダンテ通りに向かうと、ロータリーにイタリアの統一の英雄ジョゼッペ・ガリバルディ騎馬像がある。