ミラノ市電 1500形 |
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1893年、イタリア初の路面電車がミラノで運行を始める。鉄道線路の標準軌は1435mmであるが、イタリアの路面電車は1445mmと微妙に異なる。最古参は1927年に運行が始まった1500形で、1930年に掛けて500両が製造された。現在も100両が現役で、90年以上走り続けている。2008年より塗装が黄色基調に変更されたが、現在は色とりどりの車両になっている。
車両長:1389mm / 最高速度42km/h / 座席;29席 / 立ち席:101人 である。
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ガレリアのアーケード |
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マンゾーニ通り |
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ミラノの観光名所・ガレリアのアーケードを抜けるとスカラ広場があり、西側に市電が走るマンゾーニ通りがある。自由時間に30分ほど撮影するが、全て1500形だった。マンゾーニ通りは狭く、軌道内を車がひっきりなしに走っている。
画像左手の茶色い建物はスカラ座 / 右手はスカラ広場 になる。スカラ座は歌劇場であり、1776年に焼失した初代の宮廷劇場以来の伝統を持つイタリアオペラ界の最高峰とされる。現在の建物は2代目で、1878年にサンタ・マリア・アッラ・スカラ教会のあった場所に建設された。
バイクが逆走して市電と衝突する様に見えるが、市電や車は右側通行である。 |
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2008年より採用の黄色基調の車両 |
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遠くに見えたときは新型車両かと思ったが、バスだった。 |
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