大阪・鳳電車区
昭和50年(1975年)入社半年で大阪に転勤になり、高石市にあった寮に入る。最寄り駅は南海本線・羽衣駅であったが、阪和線・鳳駅や鳳駅の南側1.2kmにある富木駅も徒歩圏内であった。
鳳電車区は、昭和4年(1929年)阪和電気鉄道 阪和天王寺駅(現:天王寺駅)〜和泉府中駅 / 鳳駅〜阪和浜寺駅(現:東羽衣駅) の開業時に開設された車庫および工場が始まり。
103系 / 113系 / 113系 / 40系 / 113系
国鉄40系直流電車
国鉄40系直流電車は、昭和7年(1932年)〜昭和17年(1942年)に鉄道省が製造した20m鋼製車体3扉ロングシートの旧形電車を総称したもの。
昭和7年(1932年)大阪地区で初めて片町線・片町駅〜四条畷駅 / 城東線が電化され、電化開業に合わせて製造された。モハ40形 / モハ41形 / クハ55形が投入された。
両運転台形三等制御電動車のモハ40形 / 片運転台形三等制御電動車のモハ41形 / 片運転台形三等制御車のクハ55形 / 二等三等付随車のサロハ56形 / 三等付随車のサハ57形 / モハ41形の主電動機出力向上型であるモハ60形 / 三等荷物合造制御車のクハニ67形 の7形式425両が製造された。戦前形省電としては最も長期かつ大量に製造が続けられたため、年度ごとの設計変更が忠実に反映されており、形態もバラエティに富んでいる。
当時は片町線では40系直流電車が運用され、阪和線でも40系直流電車が見られた。くすんだ朱色に塗られた車体は、ぶどう色2号の旧型国電より見すぼらしく見えた。
国鉄40系直流電車 クハ55060
クハ55形は昭和7年(1932年)から昭和18年(1943年)に96両が製造された、片運転台の三等制御車である。画像のクハ55060は昭和13年(1938年)の製造である。
国鉄70系直流電車 阪和線・富木駅
鳳駅の南側1.2kmにある富木駅に停車する区間快速列車。