小樽築港機関区
大型扇形庫
修繕中のC57 197
北海道に鉄道が敷設されたのは、明治13年(1880年)幌内鉄道によって手宮駅〜札幌駅間(約35.9km)が開業したのが始まり。小樽築港機関区は昭和2年(1927年)に設置された小樽築港機関庫が始まり。函館本線最大の機関区で、大型扇形庫が設置されていた。昭和62年(1987年)小樽築港機関区は廃止となり、平成2年(1990年)大型扇形庫は解体される。
画像は昭和43年(1968年)父と一緒に訪れた際の撮影で、当時は大型扇形庫にも入れた。ASA(=ISO)100のフイルムでの撮影は、流石にほとんどがぶれていた。
昭和43年(1968年)版の国鉄車両配置表によると、D51:20両 / C62:5両 / C57:17両 / 9600:10両 / C12:3両 の計55両が配置されていた。B20が掲載されていないのが気になる。
B20 1
B20形蒸気機関車は、第二次世界大戦末期から終戦直後にかけて15両製造された。入換え作業用の小型タンク蒸気機関車である。形式のB20は、動軸2軸 / 重量20t からの命名。B20 1は岩見沢市国鉄万字線朝日駅跡の万字線鉄道公園に静態保存 / B20 10は京都鉄道博物館に動態保存 されている。