五日市街道ぶらり旅
03 西武国分寺線・鷹の台駅…上水本町交差点-(約8km)-横田基地…拝島駅
西武国分寺線・鷹の台駅から南へ、すぐに左折して西武国分寺線の踏切を越える。5分足らずの九左門橋交差点を右折して、府中街道を南へ進む。5分足らずの上水本町交差点を右折して、五日市街道を西へ進む。
神明宮 愛宕神社 妙法寺
上水本町交差点から5分ほどすると、西武国分寺線の踏切を越える。すぐ右手に神明宮がある。さらに5分足らずの右手に愛宕神社がある。さらに5分足らずの国分寺高校北交差点を渡った右手に妙法寺がある。
出羽三山供養塔 / 地蔵 多摩モノレール・砂川七番駅 稲荷神社

妙法寺から10分ほどすると、右手に寛政9年(1826年)造立の出羽三山供養塔 / 祠に再建された地蔵 がある。寛保年間(1741年〜1743年)造立の地蔵は、道標も兼ねており「右ハ府中 左ハ江戸」と掘られていた。昭和20年(1945年)代に盗難にあっている。すぐに砂川十番交差点がある。立川市は江戸時代は砂川村で、残堀橋手前の砂川一番バス停まで番号が続く。砂川十番交差点から20分ほどすると芋窪街道と砂川七番交差点で交差、右手に多摩モノレール・砂川七番駅がある。すぐ左手に稲荷神社がある。

稲荷神社から15分ほどすると、右手に寛文6年(1629年)砂川新田開発に伴い創建された阿豆佐味(あずさみ)天神社がある。5分ほどすると、左手に流泉寺がある。江戸時代初期に、新田の菩提寺として創建された。
阿豆佐味天神社 流泉寺
流泉寺から10分ほどの砂川一番バス停を過ぎると、流れが見えない残堀川に架かる残堀橋を渡る。箱根ヶ崎の狭山池を水源としている。5分足らずで、玉川上水に架かる天王橋を渡る。残堀川と玉川浄水は、残堀橋の北側で交差している。玉川上水は残堀川の下を、サイフォンの原理で潜っている。
残堀橋からの残堀川 天王橋からの玉川上水
西武拝島線 馬頭観音 王林寺
天王橋から5分ほどすると、西武拝島線を潜る。10分ほどすると。右手に馬頭観音がある。さらに10分足らずの西砂町宮沢交差点を渡る手前右手に、王林寺がある。室町時代に瑞穂町殿ヶ谷に創建され、元文年間(1736年〜1740年)に移転した。
阿豆佐味天神社 馬頭観音 / 庚申塔 林泉寺

王林寺からすぐに分岐があり、旧五日市街道は直進する。左へ進むのが現在の五日市街道。分岐からすぐ右手に、享保3年(1718年)創建と云われる阿豆佐味(あずさみ)天神社がある。殿ヶ谷新田の鎮守。阿豆佐味天神社の玉垣(たまがき)の外に、馬頭観音 / 明和元年(1764年)造立の庚申塔 がある。すぐ右手に、享保14年(1729年)中里新田の菩提寺として創建された林泉寺がある。

林泉寺から10分足らずの十字路を越えると、左側が東京防衛施設局 / 右側が横田基地 の金網フェンスに挟まれた道になる。すぐに横田基地の金網フェンスに阻まれ、旧五日市街道は途切れる。
金網フェンスに挟まれた道 金網フェンスに阻まれた道
昭和31年(1956年)横田基地拡張に伴い、立川市と福生市に跨る土地が米軍に接収される。五日市街道は、基地の中に取り込まれて分断された。現在の五日市街道は、西砂町宮沢交差点次の交差点〜拝島駅付近の武蔵野橋北交差点で16号に合流〜第五ゲート前交差点 と横田基地の南側を迂回するルートになる。
ここからは迂回絽となる。道は大きく曲がり、左側が東京防衛施設局 / 右側が横田基地 の金網フェンスに挟まれた西砂川街道を南へ進む。5分ほどの熊川武蔵野交差点を右折して、7号線を南西へ進む。5分余りで、基地への引込線の踏切を越える。この引込線は西武拝島線と、西武拝島駅手前で平面交差している。すぐの交差点を左折して道なりに南へ進むと、JR青梅線 / 八高線 / 西武拝島線・拝島駅に至る。
金網フェンスに挟まれた道