旧志木街道
03 秋津町3丁目交差点-(志木街道)-野火止交差点
観音
府中街道は久米川町交差点で終わる。直進して東へ進む道は所沢街道(4号線)で、すぐの秋津町3丁目交差点からは南へ進路を変える。旧志木街道は直進して、志木街道を東へ進む。秋津町3丁目交差点の北東側に観音がある。

秋津町3丁目交差点から5分足らずの右手に、古民家風のユニークな家がある。さらに5分足らずの左手に、馬頭観音がある。

民家 馬頭観音

馬頭観音からすぐにJR武蔵野線を越える。10分ほどの野塩橋を越えた右手に、石橋供養塔らしき供養塔がある。

供養塔

供養塔から10分ほどすると、西武池袋線を潜る。10分ほどすると、郵便局前交差点がある。5分足らずの右手に、馬頭観音 / 馬頭観音 / 嘉永7年(1854年)造立の馬頭観音 / 享保12年(1727年)造立の六十六部廻国供養塔 / 享保10年(1725年) 造立の庚申塔 / 天明2年(1782年)造立の馬頭観音 と並んでいる。天明2年(1782年)造立の馬頭観音は道標を兼ねており、正面下部に「左八王子 大山道/右所澤 山口道」と彫られている。

馬頭観音 / 馬頭観音 / 馬頭観音 / 六十六部廻国供養塔 / 庚申塔 / 馬頭観音
石仏石塔群からすぐに上清戸1丁目交差点がある。右折して南に進むと、突き当りに西武池袋線・清瀬駅がある。志木街道もを北東へ進むと、すぐに“けやき並木”になる。
けやき並木
日枝神社 水天宮 御嶽神社

金刀比羅神社、八雲神社

絵馬 燈籠群
三猿の燈籠 寛文4年造立の三猿の燈籠 宝永7年造立の三猿の燈籠

上清戸1丁目交差点からは5分ほどすると、左手に日枝神社水天宮がある。街道沿いに、御嶽神社 / 水天宮 / 日枝神社 の順にそれぞれの鳥居が並んでいる。日枝神社は天正7年(1579年)山王社として創建、水天宮は明治時代に福岡県久留米市の水天宮本社から勧請して創建された。御嶽神社のある御嶽塚は文化3年(1806年)に築かれ、3基の石祠がある。日枝神社の鳥居を潜った右手に燈籠群 / 右手の祠に寛文4年(1664年)と宝永7年 (1710年)造立の三猿の燈籠 と続く。三猿の燈籠は庚申塔ではなく、山王権現の使いが猿だと云われていたことによる。

けやき並木 / 子育守護地蔵幟 子育守護地蔵 金龍寺本堂

日枝神社水天宮から右手に、慶長年間(1596年〜1615年)創建と云われる金龍寺門前にある子育守護地蔵の幟が見える。子育守護地蔵は享保6年(1721年)に造立されたもの。武蔵野三十三観音6番札所になっている。

長命寺山門
薬師堂 長命寺本堂
金龍寺から10分ほどすると、長命寺前交差点左手に戦国時代末期創建と云われる長命寺がある。増上寺徳川家霊廟にあった徳川6代将軍・徳川家宣の正室天英院の八角宝塔 / 徳川11代将軍・徳川家斉の正室廣大院の八角宝塔 が本堂前左右に置かれている。薬師堂は志木街道を挟んだ反対側にあった清瀬薬師を移設したもの。堂内の薬師如来は、室町時代の作と推定されている。
民家の土蔵
長源寺本堂 けやき並木 / 長源寺客殿
長命寺から5分ほどすると、左手に慶長年間(1596年〜1615年)創建の長源寺 / 右手に天保13年(1842年) 造立の馬頭観音 / 左手に文政2年(1819年)創建の八雲神社 と続く。
馬頭観音 八雲神社
けやき並木が終わる辺り 智遍寺 坂東 秩父 西国 百番供養塔
八雲神社から5分足らずのところで、上清戸1丁目交差点から続いた“けやき並木”が終わる。八雲神社から5分ほどすると、右手に平成7年(1995年)創建の智遍寺 / 左手に坂東 秩父 西国 百番供養塔 / 左手のうどん店前に地蔵と馬頭観音の祠 と続く。智遍寺は本堂が工事中であった。
地蔵 / 馬頭観音

すぐに関越自動車道を越える。5分足らずの菅沢交差点手前右手に、稲荷神社がある。

稲荷神社
菅沢交差点を越えると、すぐ右手に番星寺 / 右手に若宮八幡神社 と続く。番星寺 / 若宮八幡神社 ともに、明暦2年(1656年)から開発が始められたとき菅沢に創建された。
番星寺 若宮八幡神社

若宮八幡神社から10分ほどすると、野火止公民館交差点がある。菅沢交差点から野火止公民館交差点間の東側に平林寺の広大な境内がある。

野火止公民館交差点から5分ほどすると、野火止交差点がある。野火止交差点を左折して、254号線を西へ進む。5分足らずの右手に、JR武蔵野線・新座駅がある。