志木街道
02 本町2丁目交差点-(16号線)-久米川町交差点-(4号線)-秋津町3丁目交差点
本町2丁目交差点から府中街道を北へ進む。すぐに左手へ分岐する道は、旧鎌倉街道。旧鎌倉街道を進むと、すぐ左手に鎌倉街道道標がある。
鎌倉街道道標
地蔵 庚申塔 成田山不動堂
常夜燈 地蔵
府中街道に戻り北へ進む。5分ほどすると、久米川町4丁目交差点の左手(南西側)に地蔵と宝暦12年(1762年)造立の庚申塔が並んでいる。すぐ左手に嘉永7年(1855年)創建の成田山不動堂 / 境内に社 / 昭和30年(1955年)造立の不動尊建立百年記念碑がある。すぐ右手のY字路交差点に、常夜燈と地蔵が2基ある。常夜燈には、正面に熊野神社 / 左面に秋葉神社 / 裏面に阿夫利神社 / 右面に春名神社 と彫られている。
常夜燈から5分ほどすると、久米川辻交差点がある。
[寄り道]徳蔵寺
稲荷神社 長屋門
久米川辻交差点を左折すると、すぐ左手に稲荷神社 / 右手に長屋門と続く。
徳蔵寺山門 徳蔵寺本堂 永春庵
地蔵堂 六地蔵 石仏
板碑保存館 元弘の板碑 板碑
長屋門前から直進して西へ進む道と,、南へ進む道は旧鎌倉街道。直進して西武新宿線の踏切を渡る。すぐに右折して北へ進む道は、旧鎌倉街道。直進すると右手に、元和年間(1615年〜1623年)創建の徳蔵寺がある。久米川辻交差点から5分ほどの距離となる。武蔵野三十三観音7番札所 / 狭山三十三観音11番札所(永春庵)になっている。永春庵は狭山丘陵の八国山山麓にあったが、宝暦年間(1751年〜1763年)に移ったと云われている。板碑保存館(有料施設)には多数の板碑や民俗資料が収集されており、元弘の板碑(重文)が展示されている。元弘の板碑は、新田義貞の鎌倉攻めの戦い(元弘の役)で戦死した飽間斎藤一族の菩提を弔った供養碑である。八国山山頂から文化年間(1804年〜1818年)に移したもの。
久米川辻交差点まで戻り、府中街道を北へ進む。すぐに久米川町5丁目交差点がある。
[寄り道]熊野神社
熊野神社鳥居 熊野神社拝殿 久米川の富士塚
神号碑(天照皇大神) 不明の石塔 不明の神号碑
久米川町5丁目交差点手前を左折して5分ほど坂を下ると、右手に熊野神社 / 境内に明治期に造られた“久米川の富士塚”がある。 富士塚に、神号碑(天照皇大神) / 不明の石塔 / 不明の神号碑 がある。
古住阿弥陀堂 六地蔵
地蔵 地蔵 不明の石塔
Y字路の久米川町5丁目交差点の左手に、狭山三十七薬師28番札所の古住阿弥陀堂がある。左右に六地蔵、右手に地蔵 / 地蔵 / 不明の石塔がある。
梅岩寺山門
梅岩寺本堂 新四国石仏
六地蔵 竜谷寺石碑 延宝5年造立の庚申塔
天保2年造立の馬頭観音 庚申塔 庚申塔
府中街道はY字路の久米川町5丁目交差点を右へ、北東に進路を変える。直進して道なりに北へ進むと、吾妻交差点で所沢街道(4号線)と合流する。府中街道を進みすぐに左折すると、右手に慶安4年(1651年)再建の梅岩寺がある。狭山三十三観音9番札所になっている。10番札所の竜谷寺は廃寺になり、境内右手に石碑がある。文政7年(1824年)に奉納された88体の新四国石仏が左右に並んでいる。山門から西へ進むと、交差点の北東側に延宝5年(1677年)造立の庚申塔 / 天保2年(1831年)造立の馬頭観音が並んでいる。交差点を右折するとすぐ右手に、庚申塔が2基並んでいる。久米川町5丁目交差点を直進した道になる。
府中街道を5分ほど進むと、久米川町交差点で府中街道は終わる。左折して北へ進む道と、直進して東へ進む道が所沢街道(4号線)になる。直進して東へ進むと、すぐに秋津町3丁目交差点がある。左折して北へ進むと旧所沢街道 / 直進して東へ進むと志木街道 / 右折して南へ進むと所沢街道(4号線)になる。秋津町3丁目交差点の南側から北西へ進む江戸道がある。