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大和国・五條代官所
■城の種別
代官所
■築城者
江戸幕府
■築城年
寛政7年(1795年)
■主な遺構
長屋門 / 土塀 / 石垣
長屋門

JR和歌山線・五条駅より170号線を南東に進むっと、すぐの左手に五條郵便局がある。風景印は、吉野川 / 栄山寺八角堂(国宝) / 吉野桜 / 吉野桜 / 桜鮎 の図柄になっている。すぐの五條3丁目交差点を左折して168号線を南西に進む。15分ほどすると。右手に五條市史跡公園がある。
[交通]JR和歌山線・五条駅-(徒歩20分)-五條市史跡公園

五條郵便局風景印
五條代官所は寛政7年(1795年)旧五條市役所辺りに築かれたのが始まり。吉野郡 / 宇陀郡 などの天領5万石余りを管轄していた。文久3年(1863年)天誅組によって代官所は焼き払われる。元治元年(1864年)現在地に再建され、明治維新に廃止された。現在は五條市史跡公園となっている。
五條市史跡公園
五條市史跡公園北側に、大正14年(1925年)に製造された蒸気機関車78675(8620形)が保存されている。
蒸気機関車78675
和泉国・岸和田城(千亀利ちぎり城 / 滕城)
■城の種別
平城
■築城者
和田高家
■築城年
建武元年(1334年)
■主な遺構
石垣 / 堀
■主な再建造物
天守 / 櫓 / 門
模儀天守
蛸地蔵駅から北東へ進む。突き当たりを左折すると、右手に千亀利公園がある。岸和田古城は岸城とも呼ばれいた。和田氏が居城したことから、岸和田の地名となったと云われている。
[交通]南海電鉄南海本線・蛸地蔵駅-(徒歩/約10分)-千亀利公園
大和国・大和郡山城(雁陣之城)
■城の種別
平山城
■築城者
筒井順慶
■築城年
天正8 年(1580年)
■主な遺構
石垣 / 堀
■主な再建造物
大手向櫓 / 東櫓 / 大手門
復興大手門
近鉄郡山駅から線路沿いに北へ進む。大和郡山市役所の先にある十字路を左折して踏切を渡ると、大和郡山城址がある。応保2年(1162年)郡山衆が築城したのが始りとも云われている。天正13年(1585年)豊臣秀長入城する。改修にあたり、石地蔵・仏塔・墓石も徴発され石垣として使用される。天守台石垣に、さかさ地蔵などの石仏が見られる。
[交通]近鉄橿原線・近鉄郡山駅-(徒歩/約10分)-大和郡山城址
紀伊国・和歌山城(虎伏城 / 竹垣城)
■城の種別
平山城
■築城者
豊臣秀長
■築城年
天正13年(1585年)
■主な遺構
岡口門(重文) / 土塀(重文) / 追廻門 / 西の丸庭園 / 石垣 / 堀
■主な再建造物
大小天守 / 櫓 / 大手門 / 一之橋
復興天守
和歌山市駅より南東へ進む。24号線と合流、南へ進むと左手に和歌山公園がある。標高469mの虎伏山に築城、北部を紀の川流れる。 本丸と二の丸が和歌山公園になっている。本丸の南西部に護國神社がある。元和5年(1619年)徳川家康の十男・頼宣が入城、御三家の紀州徳川家が成立する。
[交通]南海電鉄南海本線 / JR紀勢本線・和歌山市駅-(徒歩/約10分)-和歌山公園
紀伊国・田辺たなべ城(錦水きんすい城 / 湊村城 / 湊城
■城の種別
山城
■築城者
浅野知近
■築城年
慶長11年(1606年)
■主な遺構
石垣 / 水門
石垣 / 水門
JR紀伊本線・紀伊田辺駅から32号線を南西へ進む。20分ほどの裁判所前交差点を右折して北西へ進む。10分足らずの田辺大橋東詰を右折して会津川沿いに北へ進むと、すぐ右手に錦水神社 / 田辺城水門跡 がある。慶長11年(1606年)浅野家家老・浅野知近によって会津川の河口左岸と海に隣接して築かれた。元和元年(1615年)の一国一城令の後は改築して陣屋とされた。元和5年(1619年)紀州徳川家が転封され、付家老の安藤直次が3万石で田辺城主となる。以降は明治時代まで安藤氏が城主を務めた。寛政3年(1791年)大島樫野浦にアメリカ船が来航してから沿岸警備はより厳重になり、田辺城でも大規模な改修が行われた。慶応4年(1868年)16代・安藤直裕のとき、紀伊田辺藩として独立する。明治4年(1871年)廃藩置県に伴い、城郭は破却された。石垣と水門が残る。
[交通]JR紀伊本線・紀伊田辺駅-(約30分)-錦水神社
田辺城水門跡から北へ進む。新会津橋東詰交差点を右折して、29号線を東へ進む。すぐ左手の片町弁慶松跡に、弁慶松記念碑がある。武蔵坊弁慶の誕生を記念して植えられたと云う弁慶松は6代目となり、市庁舎前に植えられている。29号線を東へ道なりに進むと、紀伊田辺駅に至る。白浜銀座足湯横丁には、伝・弁慶産湯の釜がある。
弁慶松記念碑 伝・弁慶産湯の釜
29号線北側の道に、安政4年(1857年)再建の道分け石(みちわけいし)「左 くまの道 右 きみゐ寺」がある。北新町(三栖口)は熊野道の中辺路ルートと大辺路ルートの分岐点になっていた。
道分け石