東海道53次 No.41 土山支所バス停-(13.5km)-水口駅
2010年 6月16日(日)08:15 晴
平成万人灯 町並み 大黒屋公園
水口から、土山支所バス停に移動する。土山支所前交差点の北西側に、平成4年(1992年)造立の平成万人灯がある。自然石の石灯籠として日本一の大きさで、高さは9.33mもある。交差点から539号線を南へ、大黒屋公園を右折して東海道を西へ進む。大黒屋公園には、大黒屋本陣跡と土山宿問屋場跡の石塔が並んでいる。
大黒橋 常明寺 東海道土山宿
御代参街道道標 案内板 金属板の道標

大黒屋公園からすぐに大黒橋がある。瓦屋根が乗った白塀には、街道風景が埋め込まれている。すぐ左手の小道を進むと、右手に和銅年間(708年〜714年)創建と云われる常明寺がある。森鴎外の祖父白仙が葬られた寺で、森鴎外が荒れ果てた墓を探し出して境内に修している。5分ほどすると、南土山交差点で1号線と合流する。交差点の南東側に、東海道土山宿石柱や常夜燈がある。1号線の斜め向かい側に、天明8年(1788年)造立の道標と文化4年(1807年)造立の御代参街道道標が並んでいる。御代参街道は笹尾峠を越えて、木幡で中山道に合流する。1号線を進み、すぐに右方向に分岐する。5分ほどすると、分断された東海道の案内板や金属板の道標がある。金属板の道標は、鈴鹿峠からところどころに配置されている。地図に従って10分ほど進み、野洲川を歌声橋で渡る。

瀧樹神社鳥居 地安寺 古民家
垂水頓宮御殿跡 諏訪神社鳥居 長泉寺
歌声橋橋から10分ほどすると、左手に瀧樹神社石柱と案内板がある。さらに5分ほどすると瀧樹神社鳥居と案内板がある。すぐ右手に地安寺がある。10分ほどすると左手に、平安時代に斎王群行のときに建てられた垂水頓宮御殿跡がある。すぐ左手に諏訪神社石柱、奥に鳥居が見える。すぐ右手に長泉寺と続く。
大野市場一里塚跡 大日川掘割石柱 松並木
従是東淀領傍示石 東海道反野畷石柱 花枝神社鳥居
長円寺 町並み
酒屋のオブジェ 地蔵 若王寺

長泉寺から10分ほどすると、左手に大野市場一里塚跡がある。右手のガードレール際に、元禄16年(1703年)に完成した大日川掘割の石柱がある。川を渡った左手に、大日川掘割の案内板がある。松並木がところどころに点在する。左手に従是東淀領傍示石 / 左手に東海道反野畷石柱 / 右手に平安時代創建と云われる花枝神社の鳥居 / 左手に長円寺と続く。10分ほどすると左手に社がある。5分ほどすると右手に樽を利用したオブジェがある。 横断歩道橋がある1号線と斜めに交差する。北東方向へ道なりに進むと地蔵、すぐ左手に若王寺がある。

古民家 常夜燈 今在家一里塚跡
浄土寺 町並み 宝善寺
東海道は1号線に沿う様に進む。25分ほどすると、大野西交差点で1号線と交差する。交差点の手前南側に常夜燈などがある。549号線を進むと左手に甲賀市水口の標示があり、反対側を右折する。大野西交差点から10分ほどすると、左手に今在家一里塚跡があり昼食を摂る。次の 十字路を左折すると、左手に浄土寺がある。すぐに突き当り、右折して549号線を進む。5分ほどすると右方向に分岐、さらに5分ほどすると右手に宝善寺がある。
永福寺 八幡神社 八幡神社観音堂
八幡神社行者堂 大師寺
松元寺 古民家

宝善寺から5分ほどすると、549号線と合流する。すぐに右方向に分岐すると、左手に慶長18年(1613年)創建の永福寺がある。5分ほどすると右手に八幡神社石柱があり、 奥まったところに鳥居が見える。境内に観音堂や行者堂がある。東海道に戻り5分ほどすると、Y字路があり右方向へ進む。10分ほどすると、右手に祠がある。秋葉北交差点手前の左手に大師寺がある。山川橋を渡ると、右手に秋葉水公園や社がある。社殿左手の坂を登ると、明和5年(1768年)創建の松元寺の本堂裏手に出る。本堂から山門へ進み、突き当たりを左折すると東海道に出る。

東海道53次 50番 水口宿
所在地:滋賀県甲賀市
天保14年(1843年)資料
人口:2692 / 家数:692 / 本陣:1 / 脇本陣:1 / 旅籠:41 / 問屋場:1
水口宿東見付 水口宿東見付地蔵 町並み
日風寺 水口宿本陣跡 北道・中道分岐
高札場跡 葛籠町石柱と祠
一味屋 菓子とうふ 町並み
本水口バス停 米屋町集会場前の地蔵
三筋の辻広場 水口中部コミニティセンター 新水口公園

松元寺から5分ほどすると、右手の三角地帯に水口宿東見付(江戸口)跡がある。冠木門や地蔵などがある。307号線を渡ると右手に日風寺、左手に水口宿本陣跡と続く。すぐに東海道は、北道と中道に分岐する。左方向の中道を進むと、さらに南道と分岐する。北道 / 中道 / 南道が平行しており、近江鉄道の踏切手前で合流する。北道と中道の分岐には、高札場跡や祠がある。中道を5分ほど進むと、右手に葛籠町石柱と祠がある。右手に文政年間(1818年〜1829年)創業の和菓子屋・一味屋があり、おやつに“菓子とうふ”を2種類購入する。5分ほどすると、右手の町屋風の建物がある。本水口バス停にもなっており、西側に水口曳山からくり時計がある。10分ほどすると、左手の米屋町集会場前に地蔵 / 左手に祠 / 三筋の辻広場と続く。北道 / 中道 / 南道が合流、中道と南道の間にからくり時計がある。すぐ右手に水口中部コミニティセンター、奥に木塀で囲まれた新水口公園がある。水口城天王口跡から東海道は右折する。

藤栄神社
稲荷神社 水口城復元隅櫓

水口城天王口跡から直進すると、左手に文政12年(1829年)創建の藤栄神社がある。交差点を直進すると、右手に稲荷神社がある。交差点を左折して南へ進むと、右手に水口城復元隅櫓が見えて来る。寛永11年(1634年)3代将軍徳川家光が、上洛の際の宿館として築いた城である。さらに南へ進むと、 踏切の手前左手に近江鉄道・水口城南駅がある。