東海道53次 No.37 JR四日市駅-(約7km)-内部駅
2010年 3月28日(日)09:00 曇り
崇顕寺 町並み 東漸寺
町並み 地蔵の祠 鈴木薬局
町並み 大宮神明社 二柱大神社

JR・四日市駅から中央通りを西へ、近鉄・四日市駅方向に進む。諏訪栄町交差点で1号線と交差、次を左折して東海道を南西へ進む。川を渡ると、すぐ左手に崇顕寺がある。5分ほどすると、右手に建仁元年(1201年)創建の東漸寺がある。近鉄名古屋線の高架を潜り10分ほどすると右手に地蔵の祠、すぐ右手に江戸時代から続く鈴木薬局がある。落合川を落合橋、鹿化川を鹿化橋で渡る。鈴木薬局から15分ほどすると、右手に大宮神明社、境内に二柱大神社がある。

水沢道標 町並み 興正寺
両聖寺 日永神社 薬師堂
西唱寺 日永一里塚跡 東海道名残りの一本松

大宮神明社から15分ほどすると、右手に寛政年間(1789年〜1800年)造立の水沢道標がある。東海道と水沢道の分岐点で、水沢の紅葉は、百人一首に詠まれた場所と云われている。10分ほどすると、右手に貞観6年(864年)創建と云われる興正寺がある。天白川を天白橋で渡ると、右手に両聖寺がある。5分ほどすると右手に建仁年間(1201年〜1204年)創建と云われる日永神社、右手に薬師堂と続く。左手に実蓮寺の由来が書かれた案内板があり、右手には永禄2年(1559年)創建の西唱寺がある。5分ほどすると右手に日永一里塚跡、さらに5分ほどすると左手に東海道名残りの一本松がある。

日永の追分  常夜燈・道標 国土地理院水準点
 
古民家 地蔵の祠 日蓮宗追分教会
追分駅 追分まんじゅう道中もなか 大蓮寺
観音寺 町並み 願誓寺

1号線と合流するとすぐに、日永(ひなが)の追分がある。四日市宿と石薬師宿の間の宿となっており、旅籠や茶店があった。東海道と伊勢街道の分岐点で、伊勢街道が拡張されるまでは街道を跨いで伊勢神宮の二之鳥居が立っていた。伊勢神宮の二之鳥居は安永3年(1774年)の造立以来、遷宮に合わせて20年ごとに建て替えられることになっていた。現在の鳥居は昭和50年(1975年)に建て替えられたもので、9代目になる。安永3年(1774年)造立の常夜燈 / 嘉永2年(1894年)造立の道標 / 井戸 / 国土地理院水準点などがある。南に直進すると伊勢街道(1号線)で、右折して東海道(407号線)を進む。すぐ右手に地蔵の祠、昭和28年(1953年)創建の日蓮宗追分教会と続く。近鉄・内部線の踏切を越えると、左手に追分駅がある。 駅前で昼食を摂る。407号線を左折すると、右手に追分まんじゅう店がある。道中もなかを手に、東海道を進む。すぐ右手に大蓮寺、観音寺と続く。右折して西へ進むと、右手に願誓寺がある。左折して南へ進むと小古曽交差点で407号線と交差する。直進しないで407号線を進み、出入口交差点を左折すると内部駅に至る。

内部・八王子線は、近鉄・四日市駅から内部駅5.7kmと途中の日永駅から西日野駅(1駅間)1.3kmを結ぶ路線である。内部駅は内部線の終着駅で、大正11年(1922年)に開業している。内部・八王子線の軌間は762mmの特殊狭軌線(ナローゲージ)になっている。近鉄・四日市駅で接続する名古屋線は標準軌1,435mmは、約1.88倍もある。 
近鉄・内部駅