東海道53次 No.29 高塚駅-(約13km)-新居町駅
2009年11月22日(日)08:00 曇り時々晴
熊野神社 高蔵寺 神明宮
常夜燈 篠原一里塚跡
 高札場跡 常夜燈
高塚駅より西へ、すぐに左折して南へ進む。Y字路を右へ進むと右手に熊野神社がある。さらに南へ進むと、右手に高蔵寺がある。南へ進み、257号線を右折して西へ進む。Y字路を右へ316号線を西へ進むと、右手に建暦2年(1212年)創建の神明宮がある。境内の西側の道路際に常夜燈がある。316号線を西へ進むと右手に、社 / 篠原一里塚跡 / 高札場跡 / 常夜燈 と続く。東海道に立派な松が1本だけ立っている。
愛宕神社 秋葉山常夜燈 光雲寺
秋葉山常夜燈 稲荷神社 常夜燈
常夜燈 馬郡観音堂跡 稲荷の祠
 常夜燈  東本徳寺 西本徳寺

右手に愛宕神社、境内入口右手に秋葉山常夜燈がある。西隣に光雲寺がある。10分ほどで右手に秋葉山常夜燈、すぐに永享12年(1440年)創建と云われる稲荷神社がある。右手に石灯篭が入っている常夜燈が2基続く。馬郡観音堂(大悲院)跡には、奥に稲荷の祠がある。本尊の木造観音は、如意寺にある。常夜燈があり、右手に東本徳寺、永徳元年(1381年)創建の西本徳寺と続く。

東海道53次 30番 舞阪宿
所在地:静岡県浜松市西区舞阪町
天保14年(1843年)資料
人口:2475人 家数:541 本陣:2 脇本陣:1 旅籠:28 問屋場:1
春日神社
常夜燈 松並木
舞坂宿碑 地蔵 波小僧像
馬郡跨線橋南交差点の北西側に、慶永2年(1395年)創建の春日神社 / 境内の枯れた池に水神碑 がある。舞阪駅入り口交差点を過ぎると、松並木が見えてくる。東海道53次が宿場単位で案内されており、常夜燈もあり歩いていて飽きない。30番目の舞坂宿は一段と大きい。松並木を抜けると左手に地蔵、広場に案内地図や遠州七不思議の波小僧像がある。
白王稲荷山神社 見付石垣 新町常夜燈
宝珠院 仲町常夜燈 秋葉山
岐佐神社 赤石 舞坂宿脇本陣
新町交差点で1号線と斜めに交差する。1号線の北側に白王稲荷山神社がある。両側に見張所にあたる見付石垣が残り、舞坂宿の東はずれに位置している。左手に文化12年(1809年)造立の新町常夜燈 / 舞坂一里塚案内板 がある。左手の宝珠院入口には文化10年(1807年)造立の仲町常夜燈と秋葉山の石祠がある。道標を左折すると、平安時代の延喜式神名帳に記載されている岐佐神社がある。境内奥に赤石がある。“因幡の白兎”に続く、大国主命に大火傷を負わせた焼かれた石である。主屋・繋ぎ棟・書院棟で構成されている舞坂宿脇本陣には、天保9年(1838年)建立の書院棟1棟が残っている。
西町常夜燈 常夜燈 常夜燈
常夜燈 常夜燈 浜名湖

十字路の南西側に文化12年(1809年)造立の西町常夜燈 / 北西側の舞阪消防団消防車庫前に常夜燈 がある。浜名湖岸に到着、舞坂宿の渡船場・本雁木跡がある。浜名湖は遠州灘に面したところが陸続きになっていたが、明応8年(1499年)の大地震で現在の姿になった。舞阪宿には、大名や幕府公用役人が利用した北雁木 / 旅人が一番多く利用した本雁木 / 主に荷物の積み下ろしをした渡荷場 の渡船場があった。雁木(がんぎ)とは階段状になっている船着場のことをいうが、 舞阪宿の渡船場は雁木(がんげ)と云われていた。湖岸沿いに北へ進むと、北雁木がある。道路際と湖面側に常夜燈がある。湖面に大きな鳥居が見えるが、観光のシンボルで弁天神社などとは関係ない。

東海道の舞阪宿と新居宿間は渡船になるが、次の新居宿まで散策する。
弁天神社 中浜名橋からの湖面 新弁天神社
西浜名橋からの新幹線

弁天橋を渡ると弁天島で、1号線と合流する手前左手に宝永6年(1709年)創建の弁天神社がある。1号線を進むと右手にJR弁天島駅があり、近くで昼食を摂る。中浜名橋は右側に歩道があり、右手北側を東海道本線と東海道新幹線が通る。橋を渡ると右手に新弁天神社がある。西浜名橋も右側に歩道がある。中浜名橋と西浜名橋を渡っている途中、新幹線は数本走行しるが、東海道本線は1本もなく淋しい。右手方向に浜名湖競艇場があり、新居町駅に至る。