東海道53次 No.23 日坂・八幡宮前-(約7km)-掛川駅
2009年 8月 9日(日)09:45 晴
事任八幡宮 塩井神社の鳥居 古い民家
福天大権現道標 伊達方一里塚 大頭龍神社
掛川駅より東山行バスに乗車、415号線の日坂・八幡宮バス停で下車する。415号線を横断して右折すると、大同2年(807年)創建と云われる事任(ことのまま)八幡宮がある。拝殿の右手に樹齢千年の巨大な杉がある。八坂インターチェンジを過ぎて1号線と分岐する手前の左手に、塩井川宿の道標と塩井神社の鳥居がある。逆川に下る階段があり、逆川には3枚の板による橋がある。1号線と分岐するY字路を左へ進む。古い民家が目に付く。左手に寛保2年(1742年)造立の福天大権現道標がある。石塔の下は夏草の覆われて見えない。すぐ右手に伊達方一里塚、左手に大頭龍神社がある。
諏訪神社
1号線に合流・分岐と繰り返すと、左手に諏訪神社がある。すぐに右手に堂がある。堂内に常夜燈と地蔵、左側面に六地蔵がある。
掛川本所道標と地蔵 津嶋神社 津嶋神社常夜燈
1号線に合流すると、左手に掛川本所の道標と傍らに小さな地蔵がある。右手に津嶋神社、境内左手に常夜燈が入った堂がある。
馬頭観音 道祖神 大頭龍大権現と福天大権現の参道標
1号線と分岐するY字路を左へ、すぐ左手に馬頭観音の祠がある。10分ほどにある民家に道祖神が置かれている。すぐ左手に、竹柵で囲まれた大頭龍大権現と福天大権現の参道標がある。寛保年間頃に造立されたと云われている。
常夜燈 古民家 葛川一里塚
常夜燈 掛川市内案内図(七曲り部分)
参道標から5分ほどすると常夜燈がある。左手にある葛川一里塚には、掛川市内案内図 / 常夜燈 がある。解りにくい七曲りを確認する。
東伝寺 秋葉常夜燈 塩の道
七曲りは、酒屋の角を左折する。すぐ右手に東伝寺があり、右折する。突き当りに秋葉常夜燈があり左折する。塩の道道標までは間違いなかったが、東海道を越えてアーケードの商店街を左折している。アーケードの商店街の右手に掛川信用金庫連雀支店があり、連雀西交差点を左折して掛川駅に至る。
掛川信用金庫連雀支店
[寄り道]掛川城
掛川城大手門
三光稲荷神社 掛川城天守

掛川駅の北に、平成8年(1996年)に木造で再建された掛川城天守が見える。掛川城は、文明年間(1469年〜1487年)に朝比奈泰煕によって築城される。応永年間(1394年〜1427年)に鶴見氏が砦を築いたのが始まりとも云われている。現在残る城郭は、天正18年(1590年)城主になった山内一豊によるものである。再建された大手門の先に、文禄年間(1592年〜1596年)創建の三光稲荷神社がある。文久元年(1861年)に再建された二の丸御殿(重文)や、嘉永7年(1854年)の大地震以降に建立された太鼓櫓が遺構として残る。玄関下門(重文)が袋井市の油山寺に、富貴門が掛川市円満寺に移築され現存する。