東海道53次 No.22 島田駅-(約12km)-日坂・八幡宮前バス停
2009年 8月 8日(土)10:30 晴
大井神社 帯まつり・大奴像 木造常夜燈
島田駅北口より北へ、東海道を西へ進む。5分ほどすると、右手に建治2年(1276年)創建の大井神社がある。鳥居や拝殿前は、七夕飾りで賑やかである。境内左手に島田帯まつりの大奴像がある。その先に江戸時代に造立、近年解体修理された木造常夜燈がある。
正覚寺 大善寺 大善寺閻魔堂

すぐ左手に正覚寺、5分ほどで、右手に貞享2年(1685年)創建の大善寺がある。大井川の川越の時間を知らせた鐘があったが、戦時供出されている。山門の右手に閻魔堂がある。

秋葉神社 再現された古い町並み 川会所
Y字路を左へ進むと、秋葉神社がある。古い町並みが再現されている。右手に江戸時代に建てられた川会所がある。右手に宝歴10年(1760年)創建と云われる八重枠稲荷神社がある。大井川が見えると、左手に朝顔の松公園がある。浄瑠璃“生写朝顔話”の朝顔の松は既に枯れ、朝顔の松から取った板を納めたあさがお堂がある。
八重枠稲荷神社 あさがお堂
大井川 大井川橋歩道 大井川橋歩道
堤を右折して大井川沿いに進む。381号線を左折して、全長1,026.4mの大井川橋を渡る。車道の左側に歩道があり、ところどころに、川越や石畳の絵が埋め込まれている。
神明大稲荷神社 東橋の欄干 秋葉神社
秋葉神社 秋葉神社

大井川橋渡り、直ぐに左折する。道標があり堤を下ると、左手の水神公園に神明大稲荷神社がある。新堀川に架かる東橋の欄干には、川越のレリーフがある。大井川鐡道・新金谷駅北側の踏切を渡る。左手に秋葉神社、往環橋のたもと左手を少し下ったところにも秋葉神社がある。往環橋を渡り5分ほどすると、右手に秋葉神社がある。すぐ左手に社がある。

一里塚跡 常夜燈 秋葉神社
道なりに進む。JR金谷駅 / 大井川鐡道 手前に一里塚跡がある。大井川鐡道の待合室で昼食を摂る。一里塚跡まで戻り、右折してガードレールを潜る。左手の長光寺への参道に、芭蕉の句碑がある。この先は日坂まで、歌碑や句碑が多い。左手に常夜燈 / すぐに秋葉神社 と続く。
仁誉地蔵
金谷坂石畳  庚申堂
急坂が続く。金谷坂石畳に入ってすぐ右手にある石畳茶屋で休息する。金谷坂石畳を登ると、すぐ右手に、仁誉地蔵 / 庚申堂 / 庚申塔 / 鶏頭塚 がある。
庚申塔 鶏頭塚
5分ほどすると、右手に“すべらず地蔵堂”がある。休息した石畳茶屋には、受験生用のお守りが売られていた。
すべらず地蔵堂 金谷坂石畳 
菊川坂石畳 法音寺 秋葉山灯篭

すべらず地蔵堂から5分ほどで石畳を登り切り、舗装された道を進む。下りの菊川坂石畳は、平行して舗装された道もある。間の宿・菊川に入ると、右手に法音寺がある。5分ほどの右手に、上部が金属製の秋葉山灯篭が収められている祠がある。間の宿・菊川は平坦な道が続く。四郡橋を渡り左折、石段を登り青木坂に入る。

青木坂から急坂が続く。夏の暑さも追い打ちとなり、汗がとまらない。左手一面に茶畑が広がる。坂の途中で休息する。
青木坂からの茶畑
久延寺 小夜の中山夜泣石 佐夜鹿一里塚
白山神社 馬頭観音 夜泣石跡

坂を登り切ると、右手に奈良時代創建と云われる久延寺がある。境内右手に、小夜の中山夜泣石がある。5分ほどで左手に佐夜鹿(さよしか)一里塚、さらに10分ほどで右手に白山神社がある。尾根沿いの道は、四方が茶畑で素晴らしい景色である。左手に馬頭観音、直ぐに涼みの松がある。5分ほですると、1号線バイパス沿いに移された夜泣石跡碑がある。

七曲り坂 秋葉常夜燈 片岡本陣跡
法讃寺 日坂宿旅籠・川坂屋 秋葉常夜燈
相伝寺観音堂
高札場 相伝寺三十三観音
秋葉常夜燈 若宮神社 事任八幡宮

急な七曲り坂が続く。地元の方曰く、掛川からの方がきついとのこと。日坂宿に入ると、右手に安政3年(1856年)造立され近年再建された秋葉常夜燈がある。すぐ右手に片岡本陣跡があり、立派な門が残る。右手に法讃寺、直ぐ左手に日坂宿旅籠・川坂屋がある。右手の相伝寺入口に天保10年(1839年)造立の秋葉常夜燈がある。相伝寺観音堂の左手に三十三観音が並ぶ。右手に復元された高札場、右手に弘化2年(1845年)造立の秋葉常夜燈と若宮神社の鳥居が見える。参道は夏草に覆われ、道はまったく見えない。1号線と合流すると、左手に“遠江国一の宮”大同2年(807年)創建と云われる事任(ことのまま)八幡宮がある。八幡宮前バス停より、掛川駅行きに乗車する。

遠江国一の宮には二つの説がある。掛川市八坂の事任八幡宮は、室町時代に編纂された“大日本国一宮記”や近世まで神社界に権威があった吉田家系統の書物に記載されている。周智郡森町一宮の小国神社は、文歴2年(1335年)の資料に“当国鎮守小国一宮”と記載されている。