東海道53次 No.18 清水駅-(約14km)-静岡駅
2009年 6月27日(土)10:35 晴
荒神社 江浄寺 岡崎三郎信康供養塔
水神社 稚児橋 稚児橋

清水駅から西へ、1号線を越え次の東海道を左折して南に進む。伝馬町の路地を左に入ると、左手に荒神社がある。東海道にもどり、5分ほどで右手に永正9年(1512年)創建の江浄寺見えてくる。織田信長の命により切腹させられた岡崎三郎信康(徳川家康長男)の供養塔がある。巴川まで進むと、大正橋の手前右手に水神社がある。大正橋を渡らず、左折して巴川沿いの道を進む。JR東海道本線を潜ると、静岡鉄道の線路が見えてくる。左方向に静岡鉄道・新清水駅がある。水神社からJR清水駅方向に戻り、最初の道を左折する。案内板が左手にあり、次を左折して巴川に架けられた稚児橋を渡る。橋の親柱四隅に、河童の像が乗っている。橋の中間には、河童が蕗の葉を雨よけにして歩いているレリーフがある。慶長12年(1607年)に架けられた江尻橋は、渡り初めの日に川の中から童子が現れて橋脚を登ったことから稚児橋になったと云われている。

法岸寺 東明院 東明院

稚児橋を渡り、Y字路を右へ進む。左手に法岸寺、すぐ右手に東明院がある。山門は江尻城裏門を天保2年(1831年)に復元したものであるが、武田菱をかたどった南蛮鉄製門扉は当時のものである。屋根に取り付けられていた一対の鯱が、門の内側に展示されている。

 
慈雲寺 追分羊羹店
追分道標 山岡鉄舟の手紙

5分ほどで右手に慈雲寺があり、さらに20分ほどで左手に元録8年(1695年)創業の追分羊羹店がある。お土産に羊羹を購入、一口羊羹で一休みする。山岡鉄舟が清水の次郎長に宛てた手紙が展示されている。店の左側に追分道標が建っている。

延寿院不動堂 都田吉兵衛の供養塔 久能山観音道道標

右手に延寿院がある。不動堂は室町末期の建造物で、寛文8年(1688年)に大内霊山寺・旧本堂を移築したもの。すぐ左手に都田吉兵衛の供養塔がある。森の石松をだまし討ちした都田吉兵衛は、清水の次郎長一家に文久元年(1861年)討たれる。野ざらしになっていたが、哀れんだ里の人によって埋葬され供養塔が建てられた。直進して東海道本線と静岡鉄道の踏切を渡る。道なりに進むと、左手に安永7年(1778年)造立の。久能山観音道道標がある。

上原子安地蔵 千手寺 草薙一里塚跡
供養塔 草薙神社鳥居 東光寺
旧東海道記念碑  連絡地下道 地蔵 

久能山観音道道標から5分ほどで、左手に上原子安地蔵がある。さらに左手に千手寺がある。境内には、馬頭観音堂や庚申塔の祠がある。10分ほどで右手に草薙一里塚跡がある。さらに5分ほどで右手の歩道に供養塔が2基並んでいる。左手に草薙神社の大鳥居があり、次の交差点を左折する。直ぐに右折すると、15分ほどで左手に東光寺がある。東名高速道路下を進み、突き当りを右折して静岡鉄道の踏切の手前を左折する。東海道は東海道本線で遮断されており、旧東海道記念碑が立っている。右手に長い連絡地下道がある。出入口付近は車1台がやっと通れる幅で、人が退避することもできない。中央部で車の行き違いができる様になっている。やたらにクラクションを鳴らして進入してくる。歩行者や自転車は大変危険で、通行禁止か一方通行にしてほしい。連絡地下道を出ると、右手に2基の祠が並んでいる。それぞれに小さな地蔵が見える。

久應院 久應院・庚申塔 / 地蔵 護国神社

東海道本線に沿って進み、Y字路を右へ進む。1号線と合流、次の五差路を斜め右の細い道を進む。右手に梅花観音霊場第30番札所の久應院がある。入口左手に寛政12年(1800年)造立の庚申塔 / 地蔵 がある。静岡鉄道・長沼駅前を通り過ぎ、踏切を越えると護国神社がある。東海道に戻りさらに進むと、1号線と交差するが東海道本線で分断される。1号線を進み、静岡鉄道・柚木駅前の交差点を左折する。東海道本線を潜り、階段を登って右折する。

法蔵寺 法蔵寺・狐が崎地蔵 豊田交通観音
軍神社 軍神社・忠魂碑 浅間神社・大山佳乃命
西宮神社 延命地蔵 小梳神社

左手に法蔵寺、境内に永観堂から昭和初期に移された狐が崎地蔵がある。豊田交通観音から軍神社に進む。境内には砲弾を形どった忠魂碑や浅間神社などがある。右の道を進み、東海道本線を潜る。静岡鉄道・春日町駅前で1号線と合流、次を右へ静岡鉄道に並行する道を進む。右手に駿河一国百地蔵第22番の延命地蔵がある。5分ほどで右手に西宮神社がある。呉服通りを左折すると、左手に小梳(こぐし)神社がある。直進するとJR静岡駅に至る。