東海道53次 No.16 蒲原駅-(約4km)-由比駅
2009年 5月23日(土)10:10 晴
正八幡宮 道祖神 一里塚跡
一里塚跡 由比宿東桝型跡 商家こめや
肥料工場 七里飛脚役所跡 洋風建築の病院
   

蒲原駅より西へ、東海道を由比駅まで巡る。“さった峠”越えがある由比駅〜興津駅間は次回にして、東海道本線を列車で移動する。興津駅より西へ、東海道を清水駅まで巡る。東名高速道路を潜ると、右手に正八幡宮がある。しばらくすると、右手の祠に道祖神が2体置かれている。右手に一里塚跡の石柱、左手に説明板がある。道が桝形になっているところに、由比宿東桝型跡の説明板、反対側に昔の商家“こめや”がある。右手にある木造の肥料工場を過ぎると、右手の塀に紀州徳川家の“七里飛脚役所跡”の碑がはめ込まれている。みぎてにある洋風建築は病院である。

飯田八幡宮への道標を右折、階段を登る。広場を直進してさらに階段を登ると、天正13年(1585年)創建の飯田八幡宮がある。広場を右に進むと、“ゆい桜えび会館”と“削りぶし製造見学直売所”がある。塩飴に桜えびが入っている“桜えび塩飴”を購入する。
飯田八幡宮 桜えび塩飴
由比本陣公園 由比本陣公園 由比本陣公園
染物屋 加宿問屋場跡 おもしろ宿場館

東海道に戻ると直ぐ右手に、由比本陣公園がある。屋敷門と塀が復元され、門の前には常夜燈がある。門を潜ると左手に復元された物見櫓 / 奥に東海道広重美術館 がある。塀廻りの水路に亀が日向ぼっこをしている。通りの反対側に、江戸時代初期から続く染物屋がある。慶安事件で知られる由比正雪の生家と云われていることから、正雪紺屋の屋号が付けられている。右手に“加宿問屋場跡”の説明板 /“和紙と錦織の館”と続く。左手に脇本陣・羽根ノ屋跡があり、直ぐの“おもしろ宿場館(有料施設)”の入口には弥次喜多人形がある。

清水銀行本町店 延命寺

由比川橋の常夜燈

左手にある清水銀行本町店は、明治33年(1900年)創業の庚子銀行本店であった建物。駿河銀行(現清水銀行)に合併される。右手に延命寺、由比川橋の脇に常夜燈がある。
菊屋・桜えび丼 せがい造りと下り懸魚の民家 豊積神社
地持院

由比港

由比港・浜のかきあげ

右手にある菊屋で、昼食に“桜えび丼”を摂る。800円とリーズナブルで、ボリュームもあり美味しかった。左手に“せがい造り”と“下り懸魚(げぎょ)”の民家がある。道標を右へ進むと、白鳳年間(645年〜710年)創建と云われる豊積(とよつみ)神社がある。右手には豊積神社の別当寺であった、天正年間(1573−91)創建の地持院がある。道標を左折して由比港へ進む。繋留されている漁船の遠方に、さった峠が見える。浜のかきあげ店には、長蛇の列ができていた。