東海道53次 No.11 方浜駅駅-(約11km)-吉原駅
2009年 1月18日(日)10:15 曇
祥雲寺 祥雲寺薬師堂 祥雲寺天神社
三島神社 神明宮 神明宮塞神
秋葉神社 高木神社 清梵寺
清梵寺地蔵  長興寺  長興寺金比羅堂

片浜駅から約5分、右手に永禄元年(1558年)創建の祥雲寺がある。境内に薬師堂や天神社がある。薬師堂には承和3年(836年)に造られた薬師如来がある。直ぐ右手に三島神社、境内に今沢公民館がある。東海道本線の踏み切りを渡りしばらく進むと右手に神明宮、境内に大塚新田公民館がある。石鳥居の右に集落を守る道祖神の塞神が2基ある。約10分で右手に秋葉神社がある。さらに約5分で右手に高木神社、境内に大塚本田区公会堂がある。斜め向かい側に清梵寺があり、文亀2年(1502年)造立の地蔵は“原のお地蔵さん”として知られている。東海道に並行する道を進むと、左手に康安年間(1361年〜1362年)創建の長興寺、境内に金毘羅堂がある。

松蔭寺 西念寺 天満宮
さらに東海道に並行する道を進むと、左手に弘安2年(1279年)創建の松蔭寺がある。松蔭寺は宝永4年(1707年)富士山の大噴火で大破するが、「駿河に過ぎたるものが二つあり、富士のお山と原の白隠」と詠われた白隠が享保2年(1717年)に再建した。白隠の墓や四国八十八ヶ所霊場の石仏群もある。約5分で左手に弘安年間(1278年〜1288年)創建の西念寺がある。直ぐに天満宮や白隠禅師誕生地の石碑がある。手前の民家の庭に白隠禅師生湯井戸が見える。
寄り道]興国寺城
本丸跡 穂見神社 穂見神社背後の天守台
すぐに原交番東交差点があり、右折して北へ進む。しばらくすると、突き当りに文明年間(1469年 〜1487年)に築城の興国寺城(根古屋城)跡がある。 石垣 / 土塁 / 空堀が残る。本丸跡に安政4年(1857年)創建の穂見神社、背後に天守台がある。興国寺を鳥谷に移転させ、その跡に築城したことに由来すると云われている。石脇城に在城していた伊勢新九郎盛時(北条早雲)は、今川氏の家督争いの活躍により長享元年(1487年)興国寺城を与えられる。延徳5年(1491年)堀越公方・足利茶々丸を攻め滅ぼし、伊豆国の領主となり韮山城に移る。この後駿東郡の地は、今川氏 / 武田氏 / 北条氏が奪い合うことになる。天正10年(1582年)武田氏滅亡後は、徳川家康が竹谷松平玄蕃允清宗を配する。天正18年(1590年)家康の関東入封後は、中村一氏が在城する。関ヶ原の戦い後は天野康景が1万石で入封するが、改易となり慶長12年(1607年)廃城となる。
浅間神社 昌原寺 徳源禅寺
徳源禅寺子安地蔵堂・摩尼車 浅間神社 小便小僧
原交番東交差点から西へ進むと、すぐ右手に慶長14年(1609年)創建の浅間神社、境内に西町一区自治会館がある。向かい側に元和8年(1622年)創建の昌原寺がある。原宿本陣跡を過ぎると左手に弘安元年(1278年)創建の徳源禅寺、子安地蔵堂と摩尼車がある。原駅近くで食事を摂る。天文2年(1533年)創建の浅間神社を過ぎ、欄干に小便小僧がある橋を渡る。
道祖神 浅間神社 大通禅寺
大通禅寺 浅間愛鷹神社 道標
 清正公社・天神社 八幡宮 六王子神社 
延命地蔵 立圓寺 常夜灯
左に原宿一里塚跡、向かいに道祖神がある。約10分で右手に慶安3年(1650年)創建の浅間神社がある。社殿は宝暦8年(1758年)に建立されたもの。約5分で左手に江戸時代初期創建の大通禅寺、さらに約10分で右手に延享2年(1745年)創建の浅間愛鷹(あしたか)神社がある。約15分で東海道本線の踏切を渡り鋭角に左折すると、“植田三十郎墓所 / 薬師堂 / 清正公社 / 天神社”と書かれた道標がある。後ろに石塔群、奥に清正公社・天神社がある。約5分で左手に八幡宮、約15分で右手に六王子神社がある。向かい側に、廃寺となった延命寺の本尊だった木造地蔵を納めた延命地蔵堂がある。約5分で右手に寛文3年(1663年)創建の立圓(りゅうえん)寺がある。富士を模した三角形の望嶽碑や 昭和54年(1979年)柏原海岸に座礁したゲラテック号の錨と碑がある。約5分で右手に大正3年(1914年)造立の常夜燈がある。
昭和放水路 一里塚跡 春耕道しるべ第1号
淡嶋神社 米之宮神社 愛鷹神社
稲荷神社 妙法寺毘沙門天 妙法寺毘沙門天沓石
妙法寺毘沙門天 妙法寺 木之元神社
 
約5分で昭和放水路に掛かる広沼橋を渡ると、左手に浮島沼の干拓のため明治2年(1869年)全長505m・幅7mの排水路を完成させた増田平四郎の像がある。昭和放水路は昭和18年(1943年)に再掘削したもの。直ぐ左手に碑や石が置かれた一里塚跡がある。約5分で右手に明治42年(1909年)造立の“春耕道しるべ第1号”碑がある。直ぐ右手に淡島神社、手前の参道を進むと米之宮神社がある。約5分で右手に愛鷹神社がある。約20分で左手の丘に稲荷神社がある。富士山が見えるが、あいにくけぶっている。約10分で左手に寛永4年(1627年)創建の妙法寺がある。 旧暦正月8日前後の3日間が妙法寺毘沙門天大祭で、大勢の人出で賑わう。2月の鈴川だるま市は高崎・少林寺や調布・深大寺とともに日本三大だるま市の一つに数えられている。約10分で東海道線に突き当たる手前を左折すると木之元神社がある。東海道線で東海道は分断されている。線路に沿って左に曲がると吉原駅コンコースの南口に至る