1872年に日本における鉄道が開業、列車は蒸気機関車による牽引でした。蒸気機関車は1975年に定期営業運転を終えるまで、100年以上に渡り活躍しました。
道路が整備されていない時代、荷物の輸送も主役は鉄道でした。蒸気機関車は幹線では、客車用と貨物用が原則的に別けられていました。ローカル線ではその区別なく線路の規格により、自重の軽い機関車が使用されておりました。外観では石炭と水を積み込む炭水車が別になっているテンダ機と、一体となっているタンク機があります。ローカル線では貨客車混在の列車もありました。大型機関車が入れないために重連の運用もありました。
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