マドリード・アトーチャ駅
プラド美術館正面
左:現アトーチャ駅 / 右:旧駅舎

マドリードのプラド美術館から南に2kmほどのところに、レンフェ(スペイン国鉄)のアトーチャ駅がある。マドリード最大の鉄道駅である。1851年MZA(マドリード・サラゴサ・アリカンテ)鉄道の起点駅としてマドリード最初の鉄道駅として開業した。

アトーチャ駅旧駅舎
初代駅舎の火災に伴う改修工事が1888年から始まり、1892年に2代目駅舎(旧駅舎)が完成した。
アトーチャ駅高架ホーム
1992年のセビリア万博開催に合わせ、マドリード〜セビリアの高速鉄道AVEの開通に伴う改修工事が1985年から始まった。1992年に3代目駅舎が完成、営業を開始する。マドリード〜セビリア / マドリード〜リェイダ を結ぶ高速鉄道AVE、マドリード〜ポルトガル・リスボンを結ぶ高速鉄道の起点となっている。マドリード都市圏を結ぶ近郊路線のターミナル駅でもあり、マドリード地下鉄1号線とも接続している。
アトーチャ駅改札口
時刻表
画像上部に見える時刻は10:57であるが、 10:55発のSEVILLA S.J.(セビリア サンタ フスタ)行きが表示されている。レンフェ(スペイン国鉄)のAVEは、ほどんど遅れがないと云われている。到着時間が遅れた場合には、遅延した時間に応じて最大100%の返金があるとのこと。
出発が遅れているのか、表示が変わっていないだけなのか、気になるところである。
きっぷ券売機
日本のきっぷ券売機と比較すると、ゆったりとしたスペースである。入場券の有無、あった場合の購入方法も解らず退散する。