ヴュルツブルク市電

ヴュルツブルク市電は、1892年に開通した馬車鉄道に始まる。路面電車の登場は1900年である。軌間は1000mmである。1945年3月16日のイギリス空軍による爆撃で甚大な被害を受け、運行休止を余儀なくされた。1949年までに順次復旧された。
宿泊したホテルを食事時間前に出て、マイナウ通りを北に進む。しばらくすると、市電が通る27号線と交差する。ヴュルツブルク市電は5系統が存在するが、2系統と4系統が通るタラベラ駅がある。西方向は専用軌道になっている。東方向はマイン川を道路併用橋で渡る。画像は5車体連接車のGT-Fで、急勾配に適した高出力になっている。
安全に撮影できる場所からは逆光であった。カメラの故障もあり、使える画像はこの1枚だけになっている。
本来は前日に撮影できなかったヴュルツブルクの象徴的風景である「アルテ・マイン橋とマリエンベルク要塞」の撮影が目的であったが、逆方向に進んでいる。なんともお粗末な話である。

2015年9月から使用していたカメラが故障する。白っぽくコントラストがなく、ピントも甘い。