ヴュルツブルク

ヴュルツブルクは、ドイツ連邦共和国バイエルン州にある人口約135,000人の都市である。バイエルン州では、ミュンヘン / ニュルンベルク / アウクスブルク に次ぐ都市である。マイン渓谷の中流域に位置しており、市域はマイン川両岸に広がる。西岸の高台にマリエンベルク要塞がある。
1945年3月16日のイギリス空軍による爆撃で、市街の90%が破壊される。戦後に多くの建物が再建された。

ヴュルツブルクの司教館(レジデンツ)正面

ヴュルツブルクの司教館(レジデンツ)は1720年から約30年掛かって建てられ、ドイツバロック建築の最高峰と云われている。マリエンベルク要塞から公式の場を移すために建てられた宮殿である。1981年に、ヴュルツブルク宮殿前広場 / 司教館 / 庭園群 が世界遺産に登録された。

女神フランコニアの噴水

レジデンツ広場の中央にある噴水で、1894年に造られた。鎧とマント姿に戴冠した女性ブロンズ像で、左手にヴルツブルク市の旗を持っている。

ヴュルツブルクの司教館(レジデンツ)庭園側
逆光にカメラの故障もあり、酷い画像になっている。
建物に近づくと、逆光が回避される。
庭園側の城壁
サン・キリアン聖堂
689年にサン・キリアンは、ヴュルツブルクの領主であったゴツベルト公爵夫人によって暗殺された。遺体はミサの道具や聖書と共にその場に埋められた。752年に正式に埋葬され、その上に聖堂が建てられた。
マリエンカペッレ

マルクト広場にある後期ゴシック様式の建物。1377年から1480年に掛けて建設された。

アルテ・マイン橋を散策する観光客

アルテ・マイン橋はマイン川に架かる石造のアーチ橋で、西岸の高台にあるマリエンベルク要塞と旧市街を結んでいる。橋の長さは185m / 橋の最大幅は7.92mである。現在は自転車および歩行者用の橋となっている。
1120年頃に、ロマネスク様式の石造の旧橋が架けられた。現在のアルテ・マイン橋は1473年から1543年に掛けて架け替えられ、1703年にすべてが石で造られ完成した。
1945年3月16日のイギリス空軍による爆撃でアルテマイン橋も大きな被害を受けたが、街の復興と共に再建された。

アルテ・マイン橋からのマイン川 / 右手にマリエンベルク要塞

ツアーでは自由時間がなく、ヴュルツブルクの象徴的風景である「アルテ・マイン橋とマリエンベルク要塞」の撮影はできなかった。
アルテ・マイン橋からマリエンベルク要塞が望まれるが、逆光でうまく撮れていない。

2015年9月から使用していたカメラが故障する。白っぽくコントラストがなく、ピントも甘い。