コンウエイ城(世界遺産)
北東側からのコンウエイ城
南東側からのコンウエイ城

コンウエイ城はイギリス・ウェールズ北部の都市・コンウィにある。13世紀(1283年〜1289年)に、イングランド王・エドワード1世がウェールズ統治の拠点として築城した。外郭と内郭に分かれ、8基の大型の円塔や2ヶ所の外堡により防備されていた。
東側を流れるコンウエイ川に通じる裏門(搦手)により、城の海からの補給を可能にしていた。コンウィの市壁を巡らせた広範な工事だった。
城は幾度か戦争において重要な役割を果たした。1642年にイングランド内戦が勃発すると、城はチャールズ1世の国王派部隊が置かれた。1646年に議会派軍に降伏するまで持ちこたえた。城がこの先反乱に使われるのを防ぐため、破壊された。その後に残った鉄や鉛が剥ぎ取られて、1665年には廃墟となった。

南側のコンウエイ城
駐車場からの円塔
井戸 / コンウエイ城
井戸
コンウエイ川に通じる裏門(搦手)
コンウエイ川
コンウエイ市街地
郵便ポスト / 電話ボックス