プラド美術館界隈
プラド美術館正面
プラド通りからのプラド美術館
プラド通りの並木
1819年に開館したマドリードのプラド美術館は、歴代のスペイン王家のコレクションを中心にヨーロッパ絵画を展示している。世界有数の美術館で、数々の重要な傑作が収蔵されている。プラド美術館正面前を通るプラド通りは、欧州初の並木のある道路である。この界隈は、15世紀には市民の憩いの場になっていた。
2021年にユネスコ世界遺産に登録された「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ 芸術と科学の景観」は、プラド通り〜プラド美術館レティーロ公園と広範囲になっている。
フェリーペW通りからのプラド美術館
フェリーペW通り
電動三輪タクシー
プラド美術館正門からプラド通りを北に進み、交差点を右折してプラド美術館沿いのフェリーペW通りの坂道を東に進む。
初見参の電動三輪タクシーには乗客は4名、通常のタクシーよりゆったりしている様に見える。オープンのため冷暖房もなくエコであるが、冬は寒そうである。昼食後は自由時間になり、各自が宿泊ホテルに戻る。電動三輪タクシーを利用したかったが、タクシー乗り場では見掛けなかった。
プラド美術館沿いに右折、さらに左折して東に進む。この辺りは雰囲気ある建物が多い。
レティーロ公園門
ほどなく、突き当りにレティーロ公園がある。レティーロ公園は、1630年にフィリペ4世の別荘であるブエン・レティーロ宮殿の一部として造営された。18世紀後半にカルロス3世は、市民が訪れることができる様にしたと云われている。19世紀後半にマドリード市の所有となった。
レティーロ公園の門は数ヶ所あるが、この門の名称は不明である。
門から西に向かう長蛇の列長打の列

門を潜りレティーロ公園に入ろうとしたら、遮る様に大人数の方が出てきた。時間敵余裕がなくなったこともあり、退散する。