着たきり雀
ドイツまでのフライトは、4月30日(水)成田空港22:50-(ポーランド航空LO080)-5月1日(木)06:00ワルシャワ空港07:40-(ポーランド航空LO381便)-09:40フランクフルト であった。
搭乗券に記載されていたポーランド航空LO080便の搭乗口は、42番ゲートだった。
人間を74年もやっていると、運の良い数字 / 運の悪い数字 も解ってくる。何かが起きると心配になる。因みに4月2日 / 042 / 420 などは気にならない。
成田→ワルシャワ搭乗券
この乗り継ぎのとき、ロストバゲージ=預けた荷物が紛失してしまうトラブル が起きる。
ワルシャワ→フランクフルト搭乗券
ワルシャワ空港離陸前に窓から見えたカタール航空機
預け荷物に付けらたタグ 搭乗券裏に張られた
預け荷物バーコードシール
予感が的中する。 手荷物受取所で待てども、成田空港で預けた荷物が出てこない。到着したフランクフルト第1ターミナルにポーランド航空の係員は不在で、添乗員さんと現地サポートの方とスカイラインと呼ばれる無料のシャトルトレインで第2ターミナルに移動する。
1名しかいないポーランド航空係員は埒が明かない。5月1日はメーデーで休んでいる人も多いとのこと。ポーランド航空のWEB申請書に、添乗員さんが書き込む。
着たきり雀状態で、現地のサポートの方に空港売店を案内して貰う。歯ブラシ2.99ユーロ / 歯磨きチューブ0.49ユーロ / くつ下2足セット5.99ユーロ / パンツ2枚セット17.99ユーロ を購入する。5月1日はメーデーで、途中でTシャツなどを購入できる店は閉まっていると言われる。。
ビュルツブルグのホテル ベッド上に描かれたイラスト
ツアーはさほど遅れることなく、ビュルツブルグを観光してホテルに入る。
5月1日〜3日は真夏日で、長袖シャッは汗だくであった。長袖シャッを湯船で洗濯する。 なんとも情けない。添乗員さんがバスローブを手配してくれる。普段は有料であるが、無料にしてくれたとのこと。速乾性の長袖シャッだったため、6時間で乾いた。
翌日2日、Tシャッ2枚を購入することができた。2枚で33.90ユーロ(約5400円)、バングラデシュ製であった。
届けられた荷物に付いていたタグ

5月3日夜、ミュンヘンの宿泊ホテルに荷物が届いていた。
日本の水を500ml10本持参していたが、約3日間は飲むことができずドイツの水を飲む。下痢気味になり、旅行中を通して腹が緩くなる。硬水でも、イギリスの水は問題なかった。イタリアの水はカルシウム成分が多く含まれるので飲んでいない。
何時もの様に、今回は「ただいまミュウヘン」をメールする。荷物が届いたこともあり、皆さん「他人の不幸は楽しい」らしく返信が早かった。

7日帰宅後、ポーランド航空に必需品購入の申請を行う。届くメールは英文、翻訳機能を使うが意味不明の漢字も出る。悪戦苦闘して到達したところには、米国ドル小切手 / カナダドル小切手 / ポーランド通貨 の選択が並ぶ。
JTB所沢支店に相談、ジェイアイ傷害火災保険に申請することにする。申請後、購入した2枚の領収書や事故証明書が不鮮明で、確認できない旨の連絡が入る。事故証明書は、ポーランド航空と添乗員さんのやり取りを画像にして添付している。リサイズしていない非圧縮画像を添付しており、鮮明に見えている。申請様式に添付したとき、自動的にリサイズされている様である。メールで添付すると確認できたとのこと。
ジェイアイ傷害火災保険は、JTBとAIGの合弁会社である。JTBの添乗員同行ツアーなので、添乗員さんの確認などで済む様に対応して欲しい。
請求手続きが完了メール抜粋 支払が完了メール抜粋

5月9日に請求手続き完了メールが届き、5月15日に保険金支払い完了メールが届く。
驚いたことは、事故日が4月30日→5月30日 / 事故場所がフランクフルト→ハンブルグ になっていたことである。とてもまともな保険会社の仕事とは思えない。未来の事故に保険金を支払っていることになる。