京成電鉄・行商専用列車 / 電動貨車
行商専用列車は昭和24年(1949年)から運行、昭和57年(1982年)まで続いた。以降は、上野行と西馬込行の各1列車の最後尾1両が行商専用車として運行された。平成10年(1998年)より上野行のみとなり、平成25年(2013年)に廃止された。
画像は、左(成田寄り)からモハ511+クハ507+モハ512の編成。「荷」の種別板が掲げられている。
クハ507は昭和9年(1934年) / モハ512は昭和10年(1935年) の製造。モハ511は昭和7年(1932年)製造の210形210を改番(二代目)した車両。昭和47年(1972年)に廃車となる。
昭和49年(1974年)には、クハ2203+モハ1602+モハ704が行商専用列車として運行を開始する。モハ1602は開運号専用車モハ1601のアルミ車体更新車。
モータドライブがない時代、シャッターを押すタイミングが早かった画像。
動貨車(電動ホッパ車)モニ10形は、昭和43年(1968年)に2両が製造された。成田寄りモニ11 / 上野寄りモニ12 の編成、青色の塗装で前面に黄色の警戒帯がある。走行機器は、210形を更新した際の余剰品を利用している。平成12年(2000年)に廃車となった。