京街道4次 枚方市駅-(約12km)-守口市駅
2010年10月23日(土)09:30 晴
石柱 宗佐の辻道標 道標

京阪電鉄・枚方市駅北口より北西に進み、ラポール枚方前交差点手前の十字路を左折する。すぐ右手に、「安尾川枚方橋跡」と彫られた道標を兼ねた石柱と「枚方橋」と彫られた石柱が並んでいる。道なりに南へ進むと左手に宗佐の辻道標、右手に文政9年(1826年)造立の道標がある。京街道と磐船街道の追分にあたる。右折するとすぐに20号線と交差する。

[寄り道百済王神社 / 百済寺跡
百済王神社 百済寺跡 百済寺跡

20号線と交差、左折して南東へ進む。京阪電鉄交野線高架を潜ると、10分ほどで左手に鳥居が見える。石段を登ると天平勝宝2年(750年)創建と云われる百済王神社、東側に百済寺跡がある。百済寺本殿は、春日大社本殿を移築したもの。

常夜燈 古民家 浄念寺
鍵屋資料館 西見付案内板 古い町並み

20号線を越え5分ほどすると、右手に文政12年(1829年)造立の常夜燈と道標がある。5分ほどすると左手に専光寺がある。さらに5分ほどすると、枡形となっているところの右手に浄念寺がある。十字路の左手に道標があり右折する。道なりに進むと、右手に枚方鍵屋資料館がある。鍵屋は天正年間 (1573年〜1592年)創業の船宿で、主屋は文化8年(1811年)建立されたもの。西見附案内板のある交差点を左折、南東に進む。三差路を右折すると、古い町並みが続く。さらに三差路を直進して、狭い道を進む。さらに三差路を左折すると、枚方大橋南詰交差点に出る。

西正寺 太間天満宮 古民家
江戸時代の大坂道は、明治18年(1885年)の大洪水で流されている。枚方大橋南詰交差点から北へ進み、宇治川沿いの堤防の道を西へ進む。道なりに進むと右手に淀川河川公園があり、この付近から大坂道が復活する。左手に大きな屋敷の屋根が見え、石段を下る。左手に西正寺、右手に太間天満宮がある。
*西見付案内板から西正寺まで約90分。
八坂瓊神社 正迎寺 智眼地蔵
淀川新橋〜鳥飼仁和寺大橋〜近畿自動車道高架を潜る。Y字路を左に坂道を進むと、左手に八坂瓊神社がある。守口市水道局角を右折、道なりに進む。八坂瓊神社から15分ほどすると、突き当たりに観応元年(1350年)創建の正迎(しょうごう)寺がある。道なりに南へ進むと、すぐ右手に智眼地蔵がある。
*太間天満宮から八坂瓊神社まで約90分。
京街道レリーフ 守口一里塚跡 盛泉寺

阪神高速12号守口線高架を潜り、しばらくすると京阪北本通と合流する。次の交差点を右斜めに進む。道は半円を描くように曲り、京阪北本通と斜めに交差する。しばらくすると左手に大名行列と一里塚が描かれた京街道レリーフがある。すぐ右手に守口一里塚跡がある。浜町 交差点で1号線と斜めに交差する。守口一里塚跡から5分ほどすると左手に慶長11年(1606年)創建の盛泉(じょうせん)寺がある。
*智眼地蔵から京街道レリーフまで約20分。

石柱群
難宗寺 文禄堤の道
奈良街道道標 奈良街道 地蔵の祠

すぐに竜田通りに突き当ると、難宗(なんしゅう)寺がある。塀の一角に「左京 すぐ京」「すぐ守口街道」と彫られた2基の道標と、「御假宿所」「御行在所」と彫られた2基の石柱が並んでいる。竜田通りを西へ、五差路の八島交差点を鋭角に南へ進む。左手に京街道と文禄堤の案内板がある。文禄堤は京街道の27kmに及ぶが、八島交差点から義天寺までの約1kmだけが残っている。左手に文禄堤から下る石段と、「右なら のざきみち」と彫られた奈良街道道標がある。10分ほどすると、左手に地蔵の祠がある。守居橋から左手の階段を下り、交差点を左折すると京阪電鉄・守口市駅に至る。