中村由信氏のスナップフォトの決定的瞬間
会話
人が集まれば会話が始まり、会話をすることにより言語は進化して来ました。同じ日本でも土地それぞれの方言もあります。現代はご近所の会話が少なくなっていると云われます。写真に会話は写りませんが、話が聞こえて来そうな作品を紹介いたします。

抱き合って話をしながら、名産のテングサを樽の中で踏み固める作業をしている。[静岡県賀茂郡西伊豆町仁科浜

わさび田での仕事しながら、股越しに話掛ける。
[長野県南安曇郡穂高町御法田

春の1日、集落一同が墓地でお坊さんを呼んで先祖祭りをする。亡くなった方の思い出話は尽きない。
[熊本県鹿本郡植木町今藤

魚協直営の売店が海産物を売っているが、店員は全員地元のおかみさん。腕相撲にも力が入る。
[和歌山県西牟婁郡串本町橋抗岩

源泉(荒湯)は98度の炭酸泉が豊富に湧出し、町の人々は野菜などをここに浸けて煮炊きする。
[兵庫県美方郡温泉町湯村温泉]

先祖から受け継いだ畑を守る。休憩中にお互いの息子のことが話題になる。[愛媛県宇和島市水ヶ浦

獅子踊りをバイクで移動しながら、仕事が済んだ後の一杯に声もはずむ。[岩手県花巻市花巻温泉郷

今朝の撮影を報告している。忙しい武士は、馬ならぬ自転車で移動する。
[京都府左京区大泰東峰ヶ岡町東映大泰映画村