所沢寺社撮影散歩
JR武蔵野線・東所沢駅〜南永井八幡神社〜JR武蔵野線・東所沢駅
東所沢駅 日比田閻魔堂 日比田薬師堂 氷川神社 大帖稲荷神社 八幡神社 田代稲荷神社 妙乗寺 亀谷神社 東所沢駅
日比田新田地蔵 日比田閻魔堂 地蔵

JR武蔵野線・東所沢駅から東所沢駅前通りを北へ進む。東所沢駅北入口交差点を右折、浦和所沢バイパスを北東へ進む。最初の道を右折して南へ進むと、右手に天保14年(1843年)造立の日比田新田地蔵がある。地図に記載されている和田八雲神社を探すが見つからず、幾度も吠えられる。人と出会うこともなく、あきらめる。浦和所沢バイパスに戻り、東へ進む。日比田交差点の次を鋭角に左折して坂を登ると、日比田閻魔堂(旧十王堂)がある。堂内に宝永7年(1710年)造立の木造閻魔、閻魔堂の前に享保元年(1716年)造立の地蔵(日待供養)がある。

地名の由来:日比田(ひびだ)
新しく開かれた田地を墾田(こんでん)という。墾田が昆田となり、昆が上下に分かれて日比田になったと云われている。日比田は、柴草の土地という意味があるとも云われている。
日比田地蔵 文政11年造立の馬頭観音 寛政7年造立の馬頭観音
日比田交差点まで戻り、右折して西へ進む。右手に享保5年(1720年)造立の日比田地蔵がある。子育て地蔵と云われている。8月24日に地蔵祭りが行なわれる。左手に文政11年(1828年)造立の馬頭観音、右手に寛政7年(1795年)造立の馬頭観音がある。
日比田薬師堂 不動堂 心経拾萬巻供養塔
日比田地蔵から5分ほどすると、右手に正保3年(1646年)創建の日比田薬師堂がある。境内に入ってすぐ右手に不動堂、左手に安政6年(1859年)造立の心経拾萬巻供養塔がある。
日比田薬師堂:所沢市日比田277-1
三山大権現 / 三山供養塔 氷川神社 稲荷社
山神宮 天神社 地蔵 / 日比田西原地蔵

日比田薬師堂から少し先の左手に竹林があり、正面に安政7年(1860年)造立の三山大権現と文化10年(1813年)造立の三山供養塔がある。5分ほどすると、右手に天正8年(1580年)創建と云われる氷川神社がある。暗い参道を進むと社殿や稲荷社がある。境内右手に山神宮や天神社の石詞がある。すぐ右手の西原墓地入口に、地蔵と文政7年(1824年)造立の日比田西原地蔵がある。

氷川神社:所沢市日比田338
突きあたりを右折、さらに交差点を右折して 南永井通りを東へ進む。左手に大帖稲荷神社、境内左手に天保9年(1838年)造立の庚申塔がある。四国百番石橋供養を兼ねている。
大帖稲荷神社 庚申塔
大帖稲荷神社所沢市南永井64-2
馬頭観音 馬頭観音 浄水場前地蔵
南永井稲荷社 馬頭観音 馬頭観音

東へ進み5分ほどすると、左手に平成11年(1999年)再建の馬頭観音がある。傍らの電柱に寄りかかる様に、かなり剥落の激しい安政3年(1856年)造立の馬頭観音がある。すぐ左手に昭和42年(1967年)造立の馬頭観音と続く。5分ほどすると変則十字路の右手に、寛延3年(1750年)造立の地蔵(寒念仏供養)がある。浄水場前地蔵と呼ばれていたが、いまはその浄水場がない。すぐ右手に南永井稲荷社がある。境内左手に昭和43年(1968年)造立の獣魂之碑、社殿左手に寛政8年(1796年)造立の馬頭観音がある。10分ほどすると右手に、元治2年(1865年)造立の馬頭観音がある。道の反対側に八幡神社南バス停がある。

庚申塔 八幡神社拝殿 井頭稲荷神社
八幡宮・太神宮・春日宮 大黒尊天・大己尊命・小名彦命
薬師堂 寺の部材 造立年不明の地蔵
六地蔵 六地蔵 享保15年造立の地蔵
元治元年造立の地蔵 普門品供養塔 南無阿弥陀佛石塔

八幡神社の大鳥居があり、左手に元禄6年(1693年)造立の庚申塔がある。 境内左手に、井頭稲荷神社 / 寛政8年(1796年)造立の神号碑「八幡宮・太神宮・春日宮」 / 文久4年(1864年)造立の神号碑「大黒尊天・大己尊命・小名彦命」 がある。神仏習合が残り、拝殿正面の屋根には卍マークが2ヶ見える。 境内の右手には薬師堂あり、寺の部材が残る。境内左手奥にある社務所裏に、嘉永4年(1851年)造立の六地蔵3体 / 造立年不明の地蔵(念仏講中) / 嘉永4年(1851年)造立の六地蔵3体 / 享保15年(1730年)造立の地蔵 / 元治元年(1864年)造立の地蔵 / 文政11年(1828年)造立の普門品供養塔 / 南無阿弥陀佛石塔 などがある。

八幡神社所沢市南永井406
道標 / 石仏群 馬頭観音 / 庚申塔 / 庚申塔 道標

南永井通りを東へ進む。南永井交差点の南東側に石仏群がある。1964年に開催された東京オリンピックでクレー競技が行われたところで、道路拡張工事の時に集められた。左側に道標があり、西面に“ところ沢”北面に“かみとめみ”と彫られている。屋根の下には、文政7年(1824年)造立の馬頭観音 / 享保19年(1734年)造立の窪野庚申塔 / 造立年不明の庚申塔 と並び、右端に笠と台座が古めかしい道標がある。西面に“ところ沢道”北面に“かみとめ道”と彫られている。

造立年不明の地蔵 田代稲荷神社
明治28年造立の再建地蔵 平成元年造立の延命地蔵 安永7年造立の地蔵
南永井交差点から東へ進む。関越自動車道を潜り交差点を過ぎると、左手に造立年不明の地蔵がある。すぐ右手に田代稲荷神社、右手に明治28年(1895年)造立の再建地蔵と続く。享保14年(1729年)造立の地蔵を再建したものである。角を南東方向に右折すると、右手に平成元年(1989年)に再建された延命地蔵がある。直進すると5分ほどすると突き当る左手に、安永7年(1778年)造立の地蔵(念仏講中)がある。
田代稲荷神社所沢市南永井880-1
五輪之和の碑 妙乗寺 南永井地蔵

南永井交差点まで戻り、左折してオリンピック道路を南へ進む。 やなせ荘入口交差点の西側に、五輪之和の碑がある。 1964年に開催された東京オリンピックのクレー競技が行われたことに因む。 亀ヶ谷交差点の手前にある十字路を左折して東へ進むと、左手に妙乗寺[日蓮宗]がある。関越自動車道が見える突き当りに、大正元年(1912年)造立の南永井地蔵がある。

妙乗寺所沢市南永井688-2
亀谷神社 稲荷社 御嶽神社

オリンピック道路まで戻り、左折して南へ進む。 浦和所沢バイパスの亀ヶ谷交差点を越える。柳瀬公民館入口交差点を右折して西へ進むと、左手に亀ヶ谷公園ががある。道なりに進むと左手に永禄年間(1558年〜1569年)創建の亀谷神社、境内に稲荷社がある。明治2年(1869年)に稲荷神社から亀谷神社に改称している。さらに西へ進み、変則十字路を右折して北へ進む。稲荷橋を渡った左手に御嶽神社がある。 十字路を左折、さらに日比田交差点を左折して 浦和所沢バイパスを南西へ進む。 東所沢駅北入口交差点を左折、東所沢駅前通りを南へ進むとJR武蔵野線・東所沢駅に至る。

亀谷神社所沢市東所沢3-33-8
御嶽神社所沢市新郷311