デジタルカメラの歴史
1970年にアメリカのベル研究所がCCD撮像素子を発明する。1981年にソニーがその撮像素子を搭載した「マビカ」を試作することにより、デジタルカメラの歴史は始まった。電子スチルビデオカメラと呼ばれ、デジタルカメラの仕組みに似ているがアナログ記録であることが大きく異なる。現在の主流となっているデジタルカメラの原形は、1995年発売の25万画素で背面にカラー液晶を搭載したカシオQV-10となる。以降パソコンの普及とともにデジタルカメラは進化、従来のカメラはフィルムカメラや銀塩カメラとも呼ばれる様になった。
デジタルカメラの撮像素子サイズ
撮像素子は真空管を基とした撮像管が実用化された。撮像素子メーカーは実際の撮像素子の対角長ではなく、基とした真空管の「○○インチ」と呼ばれていた数値で言い表していた。実際に使用されている撮像素子対角長数値は、カタログなどに表記されている数値より短くなっている。最近は「○○インチ」ではなく、「○○インチタイプ」や「○○インチ型」と表記される様になっている。