1993年に発売されたスチルビデオカメラVC-1000は、総画素数41万画素(有効画素数38万画素)で2倍ズームレンズが搭載されていた。当時60,000円もしたICメモリーカード2MBに記録する。続いて発売されたVC-1100は、携帯電話や一般回線で伝送ができる様になった。手元にあるVC-1000とVC-1100のカタログを見ると、VC-1000セットは198,000円
/ VC-1100セットは248,000円と記載されている。
VC-1000とVC-1100が発売された頃は福岡支店に勤務していた。使い方を勉強するため、公衆電話ボックスからVC-1100で会社に転送を試みている。代表電話のシステムでは使用できず、社内の電話を2台壊している。独立していたファックスの電話線を抜いて接続、悪戦苦闘して伝送することができた。通信中は支店の全分野で1台のファックスが不通になるため、公衆電話ボックスから携帯で連絡を取りながらの作業であった。
熊本にある歯科技工の会社に伝送システムの説明に行ったが、微妙な歯の色が再現できず挫折している。
かなり見劣りする画像のため、データは保存していない。市販のビデオプリンタで出力していたが、プリントも保存していない。 |