オリンパス C820L
1997年7月に発売になった、総画素数81万画素(有効画素数74万画素)のデジタルカメラである。総画素数35万画素(有効画素数34万画素)のC420Lも同時に発売される。スマートメディアが使用できる様になる。C800Lシリーズの“ぼてっとした”感じではなく、デザインが良くなる。画質もかなり改善され、C820Lを早速購入する。パソコンで高画質(HQ)モードを低圧縮(HQ1)にすることが出来るため、C820Lは同じデザインの総画素数131万画素のC830LやC840Lが発売になっても遜色はなかった。出掛ける際には必ず持参していた。未だA4サイズにプリントできる画質ではなく、もっぱらはがきサイズで楽しんでいた。C900ZOOMと買い換えるまで活躍した。
ビデオ端子が付き、テレビ画面でも見れる様になる。SQモードだけであるが、1コマ/秒で9枚連続撮影ができるようになる。
購入時に付属していた2MBで足りるわけもなく、4MBも複数購入している。8MBが発売になると飛びついている。機能カードは、テンプレートカード・カレンダーカード・手書きタイトルカード(各々4MB/@7,400)があった。テンプレートカードは収納されている12種のデザインに画像をかぶせられるもので、カメラでプリクラができた。カレンダーカードは任意の月のカレンダーを作ることができた。手書きタイトルカードは画像に手書きした文字を重なることができる。テンプレートカードとカレンダーカードを購入しており、手元に残っている。スマートメディア使用のカメラは既に所持しておらず、機能カードは使用できなくなっている。
C820Lセット(94,800円)と、仕様は同じである海外用のD320L(オープン価格)が発売になっている。D320LはケースとPC98用変換アダプタが別売で、ユーティリティソフトC30PJ2(キャメディアマスター1.0)が同梱されている。
画像は福岡県粕屋郡篠栗町・南蔵院の招き猫像。販売促進用の作例として使用した1枚。
南蔵院の境内には、全長41mの涅槃像(ねはんぞう)がある。住職の当たった宝くじを基に造立されたと云われていた。
C820L / C420L D320L
価格 84,800円
主な仕様
●撮像素子 総画素数81万画素(有効画素数74万画素)
1/3インチCCD
●記録媒体 スマートメディア2MB〜8MB
*バージョンアップ(有料)で16MBまで可
●記録画質 高画質モード1・2 / 標準画質モード
●レンズ 5mm35mm換算36mm
●露出制御方式 プログラムオート
●シャッター 1/4秒〜1/500
●絞り F2.8 / 5.6 / 11
●セルフタイマー 12秒
●リモコン
●ファインダー 光学ファインダー
●液晶モニター 2インチ114,000画素TFT
●電源 単3×4
●寸法 128mm(幅)×65mm(高さ)×45mm(厚さ)
●電池別重量 265g
●プロテクタ(別売) PT001 / PT002
オリンパス C420L
1997年7月に発売になった、総画素数35万画素(有効画素数34万画素)のデジタルカメラである。スマートメディアが使用できる様になる。C400Lは他社と比較するとデザインが見劣りしていたが、良くなる。画質もかなり改善された。
ビデオ端子が付き、テレビ画面でも見れる様になる。SQモードだけであるが、1コマ/秒で9枚連続撮影ができるようになる。
画像は天神中央公園から撮影したアクロス福岡。南側が階段状の屋上庭園となっており、遊歩道を散策することができる。5階から1階までは滝が流れている。天神中央公園は芝生が広がり、南側にはギリシア神殿のオブジェと噴水がある。
C820L / C420L
価格 64,800円
主な仕様
●撮像素子 総画素数35万画素(有効画素数34万画素)
1/3インチCCD
●記録媒体 スマートメディア2MB〜8MB
●記録画質 高画質モード1・2 / 標準画質モード
●レンズ 5mm35mm換算36mm
●露出制御方式 プログラムオート
●シャッター 1/4秒〜1/1000
●絞り F2.8 / 5.6 / 11
●セルフタイマー 12秒
●リモコン
●ファインダー 光学ファインダー
●液晶モニター 2インチ114,000画素TFT
●電源 単3×4
●寸法 128mm(幅)×65mm(高さ)×45mm(厚さ)
●電池別重量 260g
●プロテクタ(別売) PT001 / PT002
水深3mまで使用できるプロテクタPT001 / PT002が発売されている。
PT001はC820L・C420L・C840L
PT002はC820L・C420L・C840L・C830L・C860L に使用できた。
スマートメディア
  スマートメディアには3.3V(3V)タイプと5Vタイプがあった。5Vタイプは、オリンパス製品に物理的にも使用できなかった。スマートメディアの一辺が切り取られており、その位置が異なる。
左:3.3V(3V)タイプ / 右:5Vタイプ
テンプレートカード / カレンダーカード
     
     
 
テンプレートカード合成 カレンダーカード 合成  
C820L / C420Lは、機能カード(各々4MB/@7,400)が使用できた。テンプレートカード / カレンダーカード / 手書きタイトルカード があった。テンプレートカードは収納されている12種のデザインに画像をかぶせられるもので、カメラでプリクラができた。カレンダーカードは任意の月のカレンダーを作ることができた。手書きタイトルカードは画像に手書きした文字を重なることができる。
C820Lは飲み屋に持参すると人気で、テンプレートカードやカレンダーカードは効果があった。ホームセンターオープン前に、再販先と某メーカーの担当者と夜にフィリピンパブへ行く。C820Lで撮影してテンプレートカードやカレンダーカードで遊んでいたら、ほとんどのホステスが集まってしまった。帰宅後にプリントして宅急便で送る。ホームセンターのオープン日にはホステスが押しかけ、一緒に行った2人は仕事にならなかった様である。