ムーンライトながら
373系ムーンライトながら(東京駅)
昭和43年(1968年)東京駅〜大垣駅に急行形電車を使用した大垣夜行が運行を始める。
昭和45年(1970年)大阪万博に行くとき、初めて利用する。昭和50年(1975年)に社会人となるが、諸先輩から乗り過ごして往生したことを伺ったことがある。酔いどれて大垣まで乗り過ごした方もいた。
昭和57年(1982年)に青春18のびのびきっぷ(=青春18きっぷ)が販売されると、春・夏・冬・の利用可能期間は混雑する様になった。混雑解消 / 通勤客などの短距離利用と長距離利用の分離 のため、平成8年(1996年)大垣夜行を代替する形でムーンライトながらが登場する。座席指定となり、JR東海の直流特急形電車373系が使用された。
373系ムーンライトながら(大垣駅到着)
大垣駅に到着すると、急ぎ足で別ホームの米原行に乗車する。乗り継ぎ時間は短く、編成も短くなるためである。のんびりしていると、米原まで立ち席になる。ムーンライトながらの先頭車両や最後尾車両に乗車していないと、大垣到着時の撮影は難しい。
183系ムーンライトながら(大垣駅)
平成21年(2009年)からは定期運用を廃止、青春18きっぷが使用できる春・夏・冬の臨時列車になる。
臨時列車になった平成21年(2009年)から平成25年(2013年)までは、JR東日本の183系 / 189系が使用された。
新宿→小田原 乗車券
平成24年(2012年)ムーンライトながら指定席券
青春18きっぷ1回分は、原則24;00まで有効である。ムーンライトながらは東京駅23:10発であった。次の日になる小田原駅までは、乗車券を購入する必要があった。新宿駅・小田原駅間を小田急線で移動すると、安価であった。金券ショップで株主優待きっぷを購入すると、JRの半値以下だった。ただし小田急線の遅れによるリスクがあった。
185系ムーンライトながら(東京駅)
側面行先表示器
平成29年(2017年)ムーンライトながら指定席券

令和3年(2021年)廃止が発表された。令和2年(2020年)の夏季と冬季は新型コロナウイルス感染症の影響で運転されなかったため、令和2年(2020年)3月29日大垣発が事実上の最後の運行となった。
平成25年(2013年)から廃止までは、JR東日本の185が使用された。